太宰さんが余りにも浮気性なので中也さんに協力して貰ってちょいと懲らしめる筈だったんですけどこの状況何ですか？

太宰さんの浮気癖。 ページ2

2週間前は、どっかの高級ホテルの支配人さんの娘。
一体何処から連れてきたんだか。





1週間前は、任務で取り押さえた組織の女秘書さん。
いやぁ、首領にバレなくて良かったねぇ。(黒笑)




5日前は、良くしてもらってる組織の女幹部さん。
ほんと、バレてると思った方が良いよね。




3日前は、部下のそのまた部下の、可愛いって評判の子。
とうとう身内にまで手ぇだしちゃったねぇ。







まあこんな感じで、私の恋人、太宰さんは、とてつもなく浮気癖が悪いのである。







あの素敵な容姿じゃぁ、誰だってほっとくわけないよね。





勿論太宰さんだって、女の人大好きだもんね。







噂じゃぁ、もう最後までしちゃってる人だって少なく無いんでしょ？







私が居ながら、よくそんな事ができますね。
もうこれは尊敬の域だ！！←





こんなんなら、何で私と付き合ったんですか。







恋人なんて形作らずに、ただ遊んでれば良かったじゃないですか。







そうしたら、誰も苦しまずに済んだのに。








｢太宰さん。今日、一緒に食事でもどうですか？」







任務が終わって、久々に太宰さんに声を掛けてみた。








太宰「ああ。ごめんねA。今日はちょっと先約があってねぇ。また今度ね。」






そう言って彼は、私の前から居なくなる。








知ってるよ、私。
今日は他の女の人とデェトなんでしょう？









太宰さん。









今日は、私の誕生日なんです。









少しくらい、祝ってくれてもいいじゃない。









そんな願いは、私の心の奥深くで溶けだして行く。









もう。限界です。









仕返しが必要でしょうか。

私の上司。→←設定。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す