目が覚めると…。 ページ15
影山side
その日は丁度2日間のオフの1日目だった。
A「あれ?影山、センター分けにしたの?
似合ってるね」
目が覚めると、隣にはベッドに寝そべったままこちらを見て微笑むAがいた。
影山「…んだよ、お前も影山だ、ろ……」
Aの服装
懐かしい、紺色のブレザー
A「え?私椿Aだよ?
え?もしかして今のプロポーズだった?ふふ、」
影山「……お、お前、今いくつだ」
A「こら〜、先輩にそんな口聞かないの〜
高3だよ?てか、私がなんでこんな所居るかわかる?なんかおきたらここに居たんだけど」
俺は烏野の制服を纏ったAに結婚している事や、今のAの職業などを説明した。
A「へえ、なんで私がここにいるのかは謎のままだけど、なんかそのうち元の世界に戻れそうだね。
ほら、物語とかだと次の日にはまたいつもの私に戻ってるみたいな感じじゃない?
それにしても影山、選手になったんだね
…あ、今は一応影山の方が年上だから、敬語はやっぱり要らないや
でも私もなんか変な感じだしタメでいいよね?
影山には今もいっぱいアプローチされてるけど、私結婚しちゃったんだ、ふふ、自分が影山だなんて変な感じだなあ」
Aは俺の薬指にはめられた結婚指輪するりと触れて微笑んだ。
影山「…Aは変わったよな、大人になって」
A「ほんと?どのへんが?」
その瞳はほんの少しわくわくさせた表情をした。
影山「…今のAより、高校の時のAの方が大人っぽかったっつーか
…なんか、高校の時の方が静かだなあって、改めて思った」
そう言えば、Aは少し目を丸くして、ふは、と笑った。
A「え〜ほんと?今の私ってそんなにはっちゃけてるんだ
高校の私の印象ってそんな感じなんだね
まあ確かに、自分でも大人しいほうかなって思ってはいるかも」
高校のAは、びっくりするほど今とは見違えていて。
仕草も笑い方も、どこか面影はあるはずなのに、別人のような静けさがあった。
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こうゆう設定のお話憧れてました!
お気に入り1000人越えありがとうございます!
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愛葉 - 公開 じゃなくて、後悔 ですね (2021年2月26日 16時) (レス) id: 4fb3344862 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 麗さん» そうです!わざわざありがとうございます〜!直しておきました! (2020年11月13日 16時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 22ページ 規制 ではなく 帰省 ではないでしょうか? (2020年11月13日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - ししひさん» これからもかっこいい飛雄書けるように頑張ります! (2020年8月22日 23時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ししひ(プロフ) - うわあ、、影山かっこ良すぎます!! (2020年8月22日 22時) (レス) id: 536f6fa02a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2020年6月4日 18時