音駒の女マネはただのマネージャーなんかじゃない。【ハイキュー×イナオリ】 (ページ46)

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牛若と勉強…？ページ46

つゆりside

…白鳥沢の部屋の前にいます。

だけど、白鳥沢って普通に入ったらすごく頭のいい所だっていうのを思い出して、回れ右した。

…だけど、出てきた人に捕まった。

『何です？天童さん』

「覚えててくれたの？嬉しいナ！！
…てことはさておき、だっテ君"講師"のコでショ？若利君困ってるからサ、助けてあげなヨ」

…何度も言いますが、私、2年です。

だから、３年の問題なんて解けねーっつーの！！

…結局、天童さんに連行された。

『牛わ…オフン、牛島さん。私ご存じの通り2年なので、３年の問題は分かりません。では』

はい回れ右回れ右。

…牛若とつるんでたなんてクロさんに伝わったら私の命が…。

「いや大丈夫だ」

『その自信はどこから』

…思わずツッコんでしまった。

「牛島さんにツッコむな」

『白布うっさい』←君付けどこいった

『で、何で大丈夫なんですか』

「いや、これは2年の内容の応用らしい」

『よし白布いけ』

「お前君付けどこいった」

『別にいいでしょ。ほらお前教えてあげなよ』

「何でだよ！！」

「む…光宗と白布は俺のことが嫌いなのか？」

『う…いえ、』

「そういうことじゃなくてですね」

「では教えてくれないか？」

『ハイ…』

あーもういい、牛若とクロさんが話すわけないんだし。

――――ガラガラガラ。

扉の開く音がした。

そこにいたのは、逆立った黒髪の。

…いうまでもない、クロさんである。