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小|中|大|夜宵と申します。
テキトーにノリで行きますw
あの時……。
『私』が『あの人』から受け取ったのは、薄水色の透明な風車。
―――君にあげる。俺は……多分だけど、二度と此処には戻って来れない。
だから、君だけは『俺』っていう小さな存在がいたことを覚えておいて欲しいんだ。
風車をくれた『あの人』は、そう言うと黒いローブを被った人達に連れて行かれた。
『私』しかいなくなった所に風が吹き抜けると、透明な風車は回った。
首に下げた風車と同じ薄水色の水晶が、一層冷たく感じた……。
―――あなたがいなければ……『私』の世界は、冷たいのに。
『私』が7歳の頃だ。
執筆状態:連載中
最終更新:2014年6月13日 22時 |
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作者名:夜宵 | 作者ホームページ:( ´ゝ`)無
作成日時:2014年6月6日 18時