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『なぁ、そう言えばこの後どこに向かうんだ?』

『どこって、この鉱物を一旦自宅に運ぶからエンジンシティに戻る‥の』

そこまで言ってジュリーは気がついた。
今目の前にある出口は4番道路へと繋がるものだと。エンジンシティに行くのなら、全く反対方向である。
ついつい、景色に気を取られ、逆を進んでしまっていたようだ。
これでは何処かのチャンピオンと同じじゃないか。

そして先程からいつもに増して、したり顔を決めている隣の男。

『‥ねぇ、まさかとは思うけど、アタシが反対方向に進んでたってわかってたんじゃ無いの?』

『いやぁ、あんまりにも嬉しそうに歩いていくもんだからな‥中々逆だって言い出せなかったんだよ。まぁ、いいじゃねぇか。大好きなガラル鉱山に少しでも長く居れてよ。 それにユウリ達の近情も知れたしな。』


そう言い、キバナはアタシの前に右手を差し出す。

『ジュリーちゃんが迷子にならないように、キバナさまが手を引いてやるよ。』

差し出された手を交わしてアタシは歩き始める。

『ダンデじゃないんだから、同じ場所で何度も迷わないから必要ないわ。』

『まぁ、そう言うなって。』

結局キバナに半端強引に手を引かれて歩き出す。しばらく歩いて、今はエンジンシティの外れ。もう自宅は目と鼻の先だ。

『じゃあね、今日は付き合ってくれてありがとう』

『おう!これからジムに挑戦者も来ることもあるし、よかったら俺様の試合も観にこいよな。』


まぁ、俺様のジムは最後だからしばらくは来ないだろうけどと付け加えて、キバナはフライゴンに乗り、ナックルシティへと帰っていった。

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設定タグ:ポケモン剣盾 , キバナ , ヤミラミ   
作品ジャンル:アニメ
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宝ヶ峯ハニー(プロフ) - 松野かほさん» わっ‥勿体ないお言葉‥!更新頑張っていきます! (2020年1月3日 22時) (レス) id: 491f9a70e1 (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - はっ、あっ、えっ……好きですぅ……更新待ってます (2020年1月1日 21時) (レス) id: 845a75d25b (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - 宝ヶ峯ハニーさん» 壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2019年12月31日 22時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
宝ヶ峯ハニー(プロフ) - かっちゃんさん» コメントありがとうございます。正直、自分の趣味に全振りした夢主で書いているので、皆様の反応が気になっていたので、そう言って頂けると嬉しいです!これからも更新頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 491f9a70e1 (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - 毎回、毎回、ドキドキしながら見させてもらってます!!こーゆー主人公ちゃんもいいな…次の更新も楽しみにしてますよ!!! (2019年12月29日 18時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宝ヶ峯ハニー | 作成日時:2019年12月25日 10時

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