だらしない妻と神経質な夫 6 (ページ20)

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...パンスト綱引き負けました。最後まで被ってたもののキツいかった...

『すみませんでしたぁ...』

え｢いや、めっちゃ頑張ってたから良しでしょ笑｣

『お胸だけじゃなく心も大きいということで...』

り｢なんも上手くないよ？笑｣

か｢私なんかすぐ脱げました笑｣

ふ｢隣でチーちゃんめちゃくちゃタガメだけは無理ぃっ！！って言ってました笑｣

『タガメはきつい...リレーでは...リレーだけは負けられない...』

そ｢まじ頼むよ？｣

『そらくんアンカーまじで頑張ってね』

そ｢女性アンカーはチーだよね？｣

『そ』

そ｢頼まれたから頼んだ｣

『承知した』

りささんに貰って田中さんに私は渡せばいいから...私の隣にはあやなんさんがいる。

あ｢いやぁ...Aちゃんと競走すんのめっちゃ怖...｣

『すみませんが先輩...ここは譲りませんから。』

あ｢圧かけられてる笑｣

リレーが始まって割と黄色劣勢。おいおい頼むよ...エミリンさんが走り出したからレーンに並ぶ。はーどきどきするぅ...

あやなんさんが先に走り出して私は手前の方でりささんからバトンを受け取った

り｢チー走れぇぇ！！！｣

任せてください先輩！！前傾姿勢になってスピードをあげるとあやなんさんに近付き楽々と追い越した。

『田中さんっ！！』

田｢チーちゃんないすっ！！｣

バトンを渡すともう私の仕事終わり。はーやりきった。

あ｢いやいやいや、早すぎっ！｣

そ｢あとは俺に任せろぉ！｣

『そらくんかっこいー(棒)』

そ｢棒読みだな！！｣

そしてそらくん最強の走りを見せてくれた。見事勝ち。するとマホトさんチームの土下座。

フ｢チーちゃんとそらもっかい走っても行けそう？｣

『余裕です』

そ｢行けるよ｣

フ｢じゃあ...いーよっ！｣

マ｢っしゃあ！！｣

私はとりあえず乳酸がやばい。足パンパンすぎ。ランニングはミスったな...

あ｢次こそは負けない！｣

『若くてすみませんほんと』

あ｢ねー！？めっちゃ意地悪言う！！｣

2度目も結果は同じこと。

マ｢そらとチー早すぎね？笑｣

そ｢ほら！だからチー選んだ方が良かった！！｣

あ｢悔しっ！｣

そ｢2人でそらチーだね！！｣

『キモすぎ笑』

そ｢えー！？めっちゃ冷たい！！｣

タガメの神回避でした。はぁ...嬉しい...

運動会を終えてカンタくんの元に帰ると、人前なのに盛大にハグしてくれた。

カ｢かっこよかった！｣

『好きぃ...』

いい日でした！！