だらしない妻と神経質な夫 6

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満腹になって、美人に抱っこされてご満悦ななっちゃんを横目にカンタくんと弁当を掻っ込む。


り｢食べるの早すぎ笑｣

『んんんんんん、んんん！』

え｢全然何言ってるか分かんないからね？笑｣

『早く食わないといつもキイチになっちゃん盗られるんすよ』

カ｢キイチに超懐いてるからずるい｣

な｢あー！｣

『ねー？そうだよね〜？』


食べ終わってなっちゃんを抱きながら準備運動。今日もう既に足パンパンなんだよね...


『あー足が痛い...』

カ｢馬鹿でしょ、だから運動会前にランニングすんなって言ったじゃん笑｣

『準備運動じゃん』

フ｢ランニングしてきたの？笑｣

『3キロ走ってから来ました』

り｢ドストイック笑｣

『おーし、午後も頑張るよママ！』

な｢きゃー！｣

『推しのライブでテンションぶち上がった人しか出さん声出るようになったん？』

カ｢例えが変すぎ笑｣


カンタくんに渋々なっちゃんを預けて午後の部再開。椅子取りゲームらしい。全員参加でやってたんだけど2回戦目に入った瞬間なっちゃんが泣き出して慌ててダッシュ


ト｢あ、不戦敗1名出ました｣

そ｢チー！！！！｣

『ごめんごめんまじ、どした？』

カ｢ごめん！女性のさっきのキャーって声で起きちゃったみたいで...｣

『あーごめんねぇ...』


少し廊下に出てお歌タイム


『せーのっさんはい！麦わらの帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる、はい！』

カ｢あれは...ふふーんふーんふん...夏のこと〜｣

『分からんのかい笑』

カ｢ごめん笑｣


少ししてやっとすやすや寝てくれたからカンタくんに預けて戻ると椅子取りゲームは終わったらしい。そらくんと田中さんの前に走ってって慌てて土下座。


『すみませんでしたァ！！！！！』

田｢えー！めっちゃ綺麗な土下座してるぅ！｣

そ｢流石に許す笑｣

『ほんっと、すいません...』

あ｢いや子供は仕方ないよ！｣

り｢そうよ！チーに土下座なんてさせないで！｣

フ｢可哀想！チーちゃんめっちゃ可哀想！｣

ふ｢そら謝れ！｣

そ｢俺ぇ！？俺が謝んの！？｣

『次絶対に敵ぶっ飛ばすんで勘弁してください！』

あ｢あれ？守ってあげたのに...｣

り｢いけぇ！チーの本気見せたれぇ！｣


パンストとか被るんだよね分かる。全然やるよ？


り｢いいの？ママだよ？笑｣

『あ、私ゴキとおばけ以外NGないんで。タガメの方がNGです。』

そ｢タガメNGのチーいけぇ！｣

か｢頑張りましょうね！｣

『かすちゃんめっちゃ可愛い...』

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