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私、A・ジュリアはイタリアのギャングだ
そりゃあギャングだから勿論殺人だってするし、悪い事もする。だけど、皆とっても優しくていい人達だ
そんな私は毎日を充実している。
…だがそんな私にも、一つ悩みがある
今私が所属している暗殺チームの人達の事だ。
悩みと言っても凄く嫌われているとか陰湿ないじめにあっているとかではない。
むしろその逆だ。気持ち悪いぐらいに優しい
『こんにちはー』
ガチャリと暗殺チームアジトの扉を開ける
私はアジトには住まずに一人暮らしをしている。
だから用があるときしかここには来ない
「Aか、どうした？」
扉が開いてホルマジオがでて来た。
『ちょっと用があるだけ。ホルマジオ、お土産買って来たよー』
ここに行く途中に買ったケーキをホルマジオに渡す
「おぉ、ケーキじゃねぇか、サンキューA」
笑顔でお礼を言うホルマジオ。
…今日はまだ何もしてこないな
『それと…ハイ、書き終わった書類。リーダーに渡して来てくれる？私もう帰るから』
「なんだ？Aもう帰っちゃうのか？まだここに居ろよ！
ほら買って来てくれたケーキ、一緒に食おうぜ。…今日は皆も居るしよォ」
笑顔で言っているが目が笑っていない。
こう言う時に帰ってしまうと後が面倒だ
皆に会うのはまだいいがリーダーには一番会いたくない
…隙を見て帰るか
『…分かった。それじゃあケーキ食べたら帰るね』
「そうだよなぁ〜、Aなら言ってくれると思ったぜ、ほら靴脱いで中に入れよ」
言われた通りに靴を脱ぐ
「そういえばよ〜A」
『何？』
「お前昨日の任務で怪我してたろ？大丈夫か？
」
『う、うん。平気』
この会話、この部分だけ聞くと任務で怪我をした私を心配してくれている優しい人だと思うだろう。
だが、本当は違う。
ホルマジオは私と一緒に昨日の任務には来ていないかった。
勿論任務の事さえも私は伝えていない
誰かから聞いたんじゃないかと思う人もいるだろうが違う、こんなことが何回もあるのだ
「それとよぉ〜
今日、自分の部屋の机に頭ぶつけてたろ？タンコブになってねぇか？
しょうがねーなあ〜、Aには俺がついてねぇと。いっつもドジやってるもんな」
『あ、うん…そうだね…』
なんでこの人は私の家を知っているのだろう。私は一度もここにいる人達に自分の家を教えたことも招いたこともないのに
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推しの命は私の命 - 15話に出てきた”黒い薔薇”…花言葉が恐ろしい… (8月21日 23時) (
レス) @page16 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
ななちき - めちゃくそ気になるwww (2022年8月23日 23時) (レス) @page22 id: 32ff12bb1c (このIDを非表示/違反報告)
ラララ - うわああああ。すっごい面白い！早く続きが読みたいです！応援しています、頑張って下さい！最高でした！ (2022年6月21日 20時) (レス) @page22 id: 88306c5950 (このIDを非表示/違反報告)
〜(°з°)〜 - 初めてがこの物語で良かった！サイコー！続き待っているぜ！ (2020年10月19日 22時) (レス) id: 2cdf88906a (このIDを非表示/違反報告)
明太子ご飯(プロフ) - 更新がんばってください！楽しみにしてます！ (2020年8月15日 18時) (レス) id: 3e6050be77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2015年8月9日 22時
