【ダンキラ!!!】コーチ科のお人形さん【TOXIC】2nd (ページ7)

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56話ページ7

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朝、いつも通りに起きて、ポットに水を入れてスイッチを押して顔を洗います。

戻るとポットは沸騰したお湯になっているので、ティーポットに入れ、モーニングティーの準備をしながら身支度を整えます。

モーニングティーを飲んだら部屋を出ます。

｢あら、プリンセス。おはようございます。｣

A『ごきげんよう。』

軽く朝食を取り、寮から学舎へ向かいます。

｢プリンセス、おはよー。｣

｢白銀さん、おはようございます。｣

A『ごきげんよう、皆様。』

始業前に読書でもしましょうか。

午前は一般科目です。

午後からダンキラ専門科目です。

その間の昼休みは誰かが迎えに来ます。

シキ｢プリンセス！お迎えに参りました。｣

大体はというかほとんどはシキさんですけど。

たまにアゲハさん、ごく稀に九十九さん。

九十九さんが来るとクラスメイトから心配されます。

九十九｢おい、チビ。ツラ貸せ。｣

なんて、傍から聞いたら良くは思わないのかもしれないです。

シキ｢プリンセス、本日のランチはいかがしましょうか。｣

A『そうですねぇ…』

いつも決めてる側です…

A『シキさんは何が食べたいんですか？』

シキ｢ボクですか？たまにはワニ肉を食べてみたいです。｣

わお、ワイルド。

A『野性的ですね…』

シキ｢美味ですよ。柔らかいですし。｣

A『へぇ、ちょっと興味出ました。』

シキ｢今度、取り寄せましょうか。プリンセスにも是非。｣

アゲハ｢あ、シキさーん、Aさーん。｣

アゲハさんだ。

A『アゲハさんもランチ一緒に食べますか？』

アゲハ｢うち、今減量中だから堪忍な。｣

A『また無理な注文を？』

アゲハ｢無理やない！｣

A『そんなジェットコースターのような体重変動はお肌にも体内にも悪影響ですよ…』

アゲハ｢プリンセスは優しいわぁ♡｣

話を逸らさないでください。

シキ｢ボクの芸術を表現するには必要な事なんです。｣

むぅ…

A『わ、私だってもっと身体を絞れま』

シキ｢いけません!!プリンセスは今のこの身体が1番美しいんです！減っても増えても許しません！｣

わお。

A『世の中には体脂肪率が消費税より少ない人が居ますよ。』

超人の類ですか？

シキ｢ボクのプリンセスは今が1番お美しい。｣

私の全てをプロデュースしているからこその発言でしょうか。

ちなみに本日のランチは和食にしました。