男勝りな毒舌少女は彼の妹 !? 1

火影への疑い ページ43

タズナ「火影っていや、里一番の超忍者だろ

お前ェみたいなのが成れるとは思えんが」

ナルト「だー！

うっさい！！

火影になる為に俺ってばどんな努力もする覚悟だってーの！

俺が火影になったらオッサンだって俺のこと認めざるをえなねぇーんだぞ！！」



タズナ「………


……認めやしねーよ、ガキ

火影になれたとしてもな」

サスケ「………？」

ナルト「ぶっ殺ーす！！」

学習しない奴だな……

カカシ「だから止めろ馬鹿コイツ」

＿＿ ＿

サクラ「ねぇ、タズナさん」

タズナ「何だ？」

サクラ「タズナさんの国って波の国でしょ」

タズナ「それがどうした？」

サクラ「ねぇ、カカシ先生

その国にも忍者っているの？」

『確か……波の国に忍はいない筈だが…』

カカシ「Aの言う通りだ

……が、大抵の他の国には文化や隠れ里が存在し忍者がいる

大陸にある沢山の国々にとって忍の里の存在ってのは国の軍事力にあたる。つまり、それで隣接する他国との関係を保ってるってわけ

ま、かといって里は国の支配下にあるもんじゃなくて飽くまで立場は対等だけどな

波の国のように他国の干渉を受けにくい小さな島国なんかでは忍の里が必要でない場合もあるし……

それぞれの忍の里の中でも特に、木の葉・霧・雲・砂・岩が存在する。五ヵ国は国土も大きく力も絶大な為“忍び五大国”と呼ばれている

で、里の長が影の名を語れるのもこの五ヵ国だけで…

その火影・水影・雷影・風影・土影の所謂“五影”は全世界、各国何万の忍者の頂点に君臨する忍者達だ」

……あの三代目火影がか？

俺から見れば単なる年寄りにしか見えないが……

チャクラが大量にあるようには見えなかったぞ

………本当に強いのか？

サクラ「(あのショボイジジィがそんなにスゴいのかなぁ…

なんか嘘くさいわね！)

へー、火影様ってすごいんだぁ！」

ナルト「( 「おいろけの術！」

火影「ブッー！！！」

……嘘だろ、やっぱ)」

カカシ「……おい

お前ら今、火影様疑ったろ」

四人「「ギクッ」」


カカシ「ま、安心しろ

Cランクの任務で忍者対決なんてしやしないよ」

サクラ「じゃあ外国の忍者と接触する心配はないんだぁ…」

カカシ「勿論だよ、アハハハ！」

タズナ「……ッ！」

サスケ「………」

『………？』

今、カカシとサクラの言葉にタズナが反応した

明らかに“外国の忍者”“忍者対決”と二人が口にした途端にタズナの表情が暗くなった




…何かを隠してんのか？

敵襲→←身長差

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