男勝りな毒舌少女は彼の妹 !? 1

協力不可 ページ36

『解』

サクラ「…ん

あれ？

A君？

じゃ、サスケ君は？」

『大丈夫か……サクラ？

俺に少し考えがあるんだが…』

サクラ「あっ！

そうだ…

サスケ君が死にかけてて……



それで……私、私……



いやぁぁぁ！！


サスケくーん！！

私を置いて死なないでー！！」


勢いよく立ち上がったかと思えばサスケを探しにどこかに走っていった

『……重傷だな、サクラの奴』

幻術に掛かった所為で周りが見えなくなっている

『最後はサスケか……

一番協力しなさそうな奴だが…』

とにかく、サスケを探すか……

後の事は後で考えるしかないからな……

断られたら断られただ





『……随分と小さくなったな


サスケ』



サスケ「…カカシの野郎にやられた

抜け出すの手伝え」

『……上から物言える立場かよ

全く』


悪態を吐きながらサスケを地面から抜き出す

まずいな……後少しで昼だ


『サスケ、俺に考えがある

俺達全員で鈴を取りに行かないか？


その方が取れる確率は増えるぞ』

サスケ「……いや、俺は一人で行く

それに、さっきは触れた。次なら取れる」

『だが…』

サクラ「サスケ君！」


『…サクラ？』

サクラ「良かった！

無事だったのね！！」

サスケ「……おい、やめろ…

くっつくな！」


サクラ、ずっとサスケを探していたのか……

サスケ「もう昼まで時間がない

俺は行くぞ」

サクラ「サスケ君まだ鈴を狙う気なの！？」

『さっき、鈴に触れたらしいぜ』

サクラ「え！？




…あはは、そ…そうなんだ……

やっぱりスゴいもんね。サスケ君って……

(やばい！

私あんな先生から鈴取れっこない

このままだとサスケ君と離ればなれに！！)

あ！

ねぇ、A君は鈴取った！？」

『いや、まだ挑んですらないが……』


サクラ「……ﾎｯ

(良かった……A君と離ればなれになる事は避けられたわ

セーフ！！)」

『だが、俺もそろそろ動かないとな

終了の時間が迫って来ている』

サクラ「(え！？

そんなの駄目よ！絶対阻止しなきゃ！！)

あ…あのさ、もう時間もない事だし今回は無理しなくても……

次回、頑張るって事で…」

サスケ「ｷﾞﾛｯ」

サクラ「……」

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