男勝りな毒舌少女は彼の妹 !? 1

ナルトの夢！！ ページ23

ナルト「……！

よーし！！

俺さ！俺さ！

頑張っちゃお！！」

『…ﾌｯ』

ナルトらしい……

じゃ、さっさとこのペンキを落とすか……


in.一楽のラーメン店

……旨い

イルカ「ナルト」

ナルト「んー？」

イルカ「何であんな所に落書きした！？

火影様がどういう人達か分かってんだろ……」

『確かに……

先代の火影達が何をしてきた人達なのか知らない訳じゃないんだろ？』

ナルト「あったり前じゃん！

よーするにｨ、火影の名前を受け継いだ人ってのは里一番の忍者だったって事だろ


特に四代目火影って里を化け狐から守った英雄らしいし」


流石の馬鹿でもそれは知っていたか……

イルカ「じゃ何で！？」

ナルト「この俺はいずれ火影の名を受け継いで…


んでよ！

先代のどの火影をも越えてやるんだ！！！」

『……！！』

ナルト「でさ、でさ

里に俺の力を認めさせてやんだよ！！」

『…ナルト、お前の野望はともかく箸を立てるのは行儀が悪いぞ』

ナルト「ｳﾞｯ……」


……ナルトの目が一瞬だけ鋭く光っていた

本気なんだな

ナルト「……ところでさぁ

先生、お願いあんだけどｫ…」

イルカ「おかわりか？」

ナルト「んーにゃ、木の葉の額当てちっとやらしてー」

イルカ「…あー、これか…！？

ダメダメ！

これは学校を卒業して一人前と認められた証だからな！

お前は明日…」

ナルト「けちー！！」

イルカ「あっ！

ハハ、だからゴーグル外してたなぁ」

ナルト「おかわり！」

イルカ「あ！」

『俺もチャーシューおかわり』

イルカ「Aまで！？』


その日の夜は明日の卒業試験に備えて早く寝た



イルカ「…で、卒業試験は分身の術にする。呼ばれた者は一人ずつ隣の教室に来るように」


……分身って事は影分身じゃ駄目なのか

ナルト「(ｶﾞｰﾝ…

よりによって俺の一番苦手な術じゃねーか……)」


他の奴等が次々に呼ばれていく

そして…

「次、赤砂A」

俺の番が来た


『分身の術！』

イルカ・ミズキ「「っ！？」」


約50体ほどの分身を出した

確実に合格する為にな……


イルカ「………ご、合格だ」

イルカに額当てを渡される

砂隠れじゃなく木の葉隠れの額当てを


これで俺も正真正銘(しょうしんしょうめい)木の葉の忍だな……

『どうも』

ミズキ「いやぁ〜君、凄いね！

生徒の中でもこれほど多くの分身を出したのは君が初めてだよ

(こんな舐めたガキがここまでやれるとは……)」

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