男勝りな毒舌少女は彼の妹 !? 1

それぞれの恋2 ページ13

イルカ「今日の授業はここまで！」

一部の皆「ありがとうございました」

イルカ「明日は手裏剣投げのテストがあるので練習してくるように！！」


さて、授業も終わったことだし帰るか

モブ「ねぇ、A君！一緒に帰ろう？」

モブ「えぇ〜A君は私と帰るのよ！」

モブ「いいえ！私と帰りたそうにしてたじゃない！！」


また変な奴に絡まれた……

めんどくさいな

ナルト「(クッソー！Aもサスケ(アイツ)と同じ人種かよ！！)」

ナルトからは変な風に睨まれているし…


全くなんなんだ……

モブ「私がA君にふさわしい(相応しい)んだから私と帰るに決まってんでしょ！！」

モブ「そんなわけないでしょー！」




…………

無視して帰るか…

俺は人ゴミを利用しながらそそくさと帰った





モブ「あら？A君は！？」

モブ「嘘！いない……」






翌日(手裏剣テスト日)


今日も俺は朝5時に起きて、ゆっくりと準備を整えゆっくりと家を出た



ゆっくりと




ナルト「Aー！！」

『ナルトか』

ナルト「今日手裏剣のテストだな！」


手裏剣のテスト？





『…………あぁ、確かそんなのがあったな』

ナルト「…もしかして忘れてたのか？」

『昨日はそれどころじゃなかったんだよ』


昨日の俺はまだ少々散らかっていた部屋を完璧に綺麗にした後、泥まみれだった傀儡を徹底的に拭いていた

その後は壁の汚れを落としたり細かい部屋の作りを確認するといった重要な事をしていた為、手裏剣のテストなんてスッカリと頭から抜けていた


ナルト「そんなんで大丈夫なのか？」

『的に当たれば問題無い』

ナルト「……そりゃそうだけどさぁ〜」







in教室

ナルト「よぉーし！！

今日こそサスケに一泡吹かせてやる！！」


またサスケか……

『なぁ、サスケって誰なんだ？』

昨日のサクラの"サスケくーん、Aくーん見てくれた？"

この発言の中にサスケ"君"と言っていた事からして男であることは確定している

ナルト「いつもカッコつけてるキザな奴！」


……ナルトに聞いたのが間違いだった

何かに意気込んでいるナルトを余所に俺は窓を意味も無く眺める


？「な、ナルト君……」


ふと前から弱々しい女の声が聞こえた

反射で前を見てみると藍色の髪をしている女が頬を少し赤らめモジモジしながら立っていた









……誰だ？



ナルト「お！


ヒナタじゃねーか！

どうしたんだ？」

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