男勝りな毒舌少女は彼の妹 !? 1

友達作り ページ18

コイツは俺と一緒に手裏剣を投げた奴だったよな…

『何を話す…？』

？「まずは自己紹介からしよう。俺は油女シノだ。A、お前との仲を築こうと思ってな…。

何故ならこれから先、共に忍への道を歩んでいくチームメイトとして互いを知っていた方が何かと良いと思ったからだ」


『なるほど。確かにそうだな……


じゃぁ、何か知りたい事とかあるか？』

シノ「知りたいことか……

そう言われると突然には思い付かないな……」

『別に堅苦しく考えなくても良いと思うぜ？』


にしても、こういう考え方を持つ奴もいたんだな……

俺の考え方とは少し違う



シノ「ならば先程、机で何か作っていたみたいだが、何をしていたんだ？」

『あぁ、調合の事か

あれは新しい毒を開発していたんだ』

シノ「……！

毒を作れるのか？」

『まぁな

出来が良いと戦闘で使えるように仕込んで置くんだ


結構、面白いんだぜ』

シノ「今まで、どんな毒を作ってきたんだ？

こんな話は滅多に無いから少し興味がある」


『そうだな……


実際に使った事は無いが、結果として人を殺す毒や骨の髄までジワジワと腐っていく毒、骨以外の全てを溶かす毒……言い出したら切りがないな』






？「おいおい、随分物騒な話してんじゃねーか」


毒についてシノに話していたら上から誰か話し掛けてきた


……今度は誰だ


何かをバリバリと食べている音もするし……

『名前は？』

？「おっとこりゃ失礼。俺は奈良シカマルってんだ

……で、こっちの菓子食ってる奴が秋道チョウジな」

チョウジ「よろしくね」

……そう言えば、ナルトと一緒で昼寝してイルカに怒鳴られていた奴もいたな


シノ「チョウジ、学校で菓子を食べるのは止めろ。何故なら学校は勉強を教わる場であり、食事をする所では無いからだ」

シカマル「相変わらず真面目な野郎だな、お前は」

チョウジ「そうそう



あ、食べる？」

『あぁ、ありがとな』


……！

コンポタ味か……

上手いな


うす塩しか食べたこと無かったが、これも中々いける


シカマル「で？

何話してたんだ？」

シノ「特にこれと言った内容は無いが同じクラスメイトとしての関係を作ろうと思ってな」

シカマル「で、毒の話にまでなったって訳だ」

シノ「そうだ」

シノが返事を返した所でイルカが縄で縛られたナルトを持ち上げながら教室に入ってきた

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