絶望トロピカル�� ページ6
砂浜にはもう生徒全員が集まっていた
十「遅いぞお前たち！」
十神が俺たちを叱責した
まあ、怒られるのも当然というか・・・なんというか・・・
貴「あれ？でも呼び出したウサミはいないじゃない」
西「ほんとにねー。どこにいったんだろー」
と、２人が言い出した瞬間、
ウ「お待たせいたしまちたー！」
ウサミが何処からともなく出てきた
貴「で？何するの？絆深めるんでしょ？」
ウ「はい！いまからミナサンには南国気分を味わってもらいたいのでー」
俺はウサミの言葉を待った
南国と言えばなんだろう？王道的にいえば海だが・・・
ウ「あのね、動機を用意したんでちゅ！じゃじゃーん！スイミングバッグでちゅ！泳ぎたい人は泳いでもいいでちゅよ！」
・・・王道から裏切られることはなかった
日「・・・は？」
いやいや、いくらなんでも来たばっかりで何も分からない状態で自由時間とか、
皆つられるわけが・・・
澪「いやっふーーーーーーー！！！！」
え。
澪田はスイミングバッグを片手に、着替えるためかホテルへと駆けだしていった
それに続いて、それぞれが着替えようとバッグをもってホテルへと向かう
さらには、
狛「あれ？日向くん、泳がないの？」
狛枝もバックをもっていた
日「え、いや、普通無理だろ！こんなわけもわからないのに・・・」
なんだ、普通じゃないのは俺の方か！？
狛「まぁ、無理にとは言わないよ。僕も君の気持ちはわからなくもないしね。
・・・て、あれ？空野さんも？」
俺の隣を見ると、空野がため息交じりに口を開いた
貴「私は、泳ぎたい気分じゃないの。というよりも、着替えるのめんどくさいし」
そう言って空野は、砂浜に座り込んだ
狛「そっか・・・でも、日向くんだけでも、来てくれると嬉しいな」
そう言って狛枝も、ホテルのほうに小走りで行ってしまった
日「なんだよ・・・おかしいのは俺の方なのかよ・・・」
貴「・・・もちろん、日向くんの気持ちがわからなくもないけどね
でも、リフレッシュは必要じゃないの？」
また太陽の笑顔を魅せられた俺は、気付いた時にはバッグを手に、ホテルへと向かっていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零子＠朱雀さんとコラボ！ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2015年1月14日 0時
