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Prologue ページ1
数年前―――――人類史上最大最悪絶望的事件が起こった
でも、私は絶望しなかった
まぶたの裏に映る、変わり果てた両親の姿にも、、
いつも拍手喝采が止まないカラフルな大きいテントが崩れた哀れな姿にも、
いつも大道芸を見に来てくれる私のファンのみんなの狂った瞳にも、
私の心が壊れることはなかった
かつて超高校級と呼ばれた私も、
このように世界を壊されたらもう、そんな肩書も必要がなくなるハズだったのに。
逆に私は、
どうしてこうも、人は未来を求め続けて絶望しようとするのだろう?
という疑問が眼下に広がる破壊されていく街とともに募り続けるのだった。
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作者名:零子@朱雀さんとコラボ! | 作者ホームページ:なし
作成日時:2015年1月14日 0時