【stpr】こんなダメ人間に恋したとか本気ですか？

ダメ人間37 ページ39

ジ「「うるせぇ、俺はAの彼氏なんだよ」」

こ「ひゅーひゅー！」

な「お二人さんお熱いね〜！」

さ「ジェルやめろ、掘り返すな・・・」

車内に戻ってからと言うもの、先程さとみくんが言った言葉が橙井さんの声真似によりエンドレスで流れている

さとみくんは苺よりも真っ赤に顔を染めて橙井さんを止めようとしている

止まる気配は一向にないが

かくいう私はと言うと

る「孤月さん、さとみくんに改めて交際を申し込まれていますがどうなさるご予定ですか？」

莉「挙式は？挙式はどちらで行うんですか？」

『う、あの、恥ずかしいんでやめてもらって・・・』

記者(？)二人に囲まれひたすらに赤面している

挙式ってまだ付き合ってもいないのにする話題じゃないと思う

しばらくいじられていると青柳さんが口を開く

こ「にしても本当にあの不細工が孤月さんの妹な訳？僕吐き気したんだけど」

さとみくんもそれに同調するように頷く

さ「本当にそれな。こんなにもAは可愛いのに何であんな不細工がAの妹として生まれたか不思議で堪らない」

いや、あの、

『二人とも目腐ってる？？』

あいつ私より可愛いよ？

私どっからどう見ても普通の、平凡な、どこにでもいる顔だよ？

なのにあいつのが不細工って目腐ってるとしか思えないよ？？

私がそう思っていても皆はさとみくんの方の意見に同調する

な「俺も正直吐き気した」

ジ「俺らが脅されてついてくるように見えとんのか、あのブスは」

莉「確かに俺ら彼氏ではないけど失礼すぎない？」

る「孤月さんのほうが何千倍も可愛いです！優しいし料理出来るし、あんな気持ち悪い匂いしないし！」

さ「あとあの喋り方。そんな一概に否定する訳でもないけど、あそこまでいくと否定するしかねぇよ」

こ「一回、目を取り出して丸洗いしたい」

めっちゃボロカスに言われてるじゃん、あいつ

と言うか目を取り出して丸洗いしたい、ってそんなに不愉快でしたか。あいつの存在

・・・うん、不愉快だわ。あいつの存在





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夢主も含めて皆お口悪い回でしたね、今回。
皆さんはオブラートに包んで言いましょう←

そして珍しく重たい内容になるかもしれない新作！
ちょっと溺れて死んできます!
作者の最推しである、るぅちゃん単独のお話です！

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