【stpr】こんなダメ人間に恋したとか本気ですか？

ダメ人間26 ページ28

翌日

さ「Aー」

階段の下のほうから呼ばれて慌てて 起き上がる

『はーいー？』

準備を急いで済ませ階段をおりていくと当然さとみくんがいて笑いかけてくれた

さ「はよ！今日確か面接でしょ？早く起きないといけないかもって思って。」

『うん、今日であってるよ。ありがとう、さとみくん』

私も笑い返せばより一層顔を嬉しそうにほころばせる

さとみくんにこうやって起こして貰っている辺り自立までの道のりが遠いことを改めて感じるが今日明日くらいはいいだろう

明後日からは一人で頑張っていく訳だし

考え込み話さなくなった私を不思議に思ったのかさとみくんが顔を覗き込む

さ「どうかした？難しそうな顔して」

本人は心配してやってくれているのだろうが顔面偏差値が高いのでむしろ心臓に悪い

それ以上続けるともれなく朝から無職の人間の吐血シーン見ることになるけどいいの？いいんだね？

ぐはぁっ

だ、誰か救急車をぉぉぉぉ

なんて脳内で変なことを考えつつ口を開く

『んーん、ちょっと緊張してるだけ』

そう答えるとさとみくんは面白そうに笑う

さ「ふふ、そうなんだ。ところでなんでカバンに胃腸薬入れてるの？」

あ、見えてましたか

さとみくんが指摘した胃腸薬を取り出して説明する

『緊張して胃が痛くなって穴空くんじゃないかと思って余計に緊張して失敗しないようにするため』

さ「意外と具体的」





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お星様50個ありがとうございます！
殿堂入りまで残り半分！・・・半分も貰えるかな、これに
えー、改めてありがとうございます！

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