けじめをつけさせてあげるよ【文豪ストレイドッグス】

けじめ ６ ページ6

『中原準幹部、本日から異動して参りました櫻田です。宜しくお願いします』


嗚呼、此奴が太宰のお気に入りか。

第一印象は真面目な奴。

事務仕事はできるらしいが、任務で前衛部を任せると途端にヘマする。

後衛からの指揮が向いているそうだ。

黒蝶蛾の班長とは云え結局作戦立案と指揮が仕事で体術は丸っきり駄目。

成る程、此れで釣り合いが取れていると云う訳か。

「おう、宜しくな」

『はい！お願いします！』



・


今日の午前中は自由に過ごして良いそうだ。

何でも、お互いの事をよく知ってもらう為だそうで。

最初に月の予定表を渡され、細かく頭の中で時間配分を計算する。

補佐と云う事もあり、基本何処に行くのにも行動を共にする。


「手前、趣味は？」

『りょ、料理を少々…』


最初こそお見合いの様な妙な雰囲気が流れていたが大分打ち解けた。

午後からは本格的に準幹部と云う役職の補佐をした。

中原準幹部は仕事に関して律儀で真面目に熟す人なので、私もさほど大変ではなかった。
何せ、太宰幹部の時は私は補佐ですらないのに会議に同行させては全て会話の内容をメモを取らせて仕事の管理や書類も全て任せてきた。


同僚の方々には頼りにされている、等と云われたがこんな小娘役に立つのだろうか。


私より綺麗で仕事のできる女性なんて沢山居るだろうに_______


「櫻田、この書類に一通り目を通して置いてくれ」


今は仕事に集中しよう。


・



お気に入り600人越え、評価150票超え、更には私なんかには勿体無い順位までつけていただき、誠に感謝しております。


記念と言ってはなんですが、私自身ももう少し大人な内容を書きたいなと思ってます。

そこで、フラグ有の小説を作ろうと思います。

お話の続きや番外編を書いたり様々です。(あくまでも本編と繋がる様にします)

コメント欄にてリクエストを募りたいと思います。

フラグ有なので基本的に禁止事項はありませんがキャラヘイトに繋がるものは避けて頂ければ有り難いです。

ある程度集まったら作りますので是非是非宜しくお願いします。

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