復活 ページ9
そしてようやく、目を開く。
「ーー！？紀乃ッッ！？」
仗助が私が目を覚ましたことに気がついた。
全員が、私を見て驚く。
「やっと起きたぁ！！紀乃、9日間も目を覚まさないからさー、本当心配したよーッ！」
伶奈が抱きついてきた。
え、9日間！？
そんなに寝てたの？
あ、そういえば私あの後倒れて
天国行って地獄行って戻ってきたんだっけ？
あー、元の世界に戻れたなんて…
よかった…！
「正直、
あん時は死んじまうと思ったけどよー、無事でよかったな〜！」
『あの後、私はどうなったの…？』
「あー、話すと長いんだけど簡単に言うぜーー
まぁ、紀乃がスタンドを暴走させて、そのボスってやつは死んだよ。
で、紀乃はそのままぶっ倒れて、40度以上の高熱で病院に運ばれて、9日間目を覚まずに居たってわけだよ。」
40度以上の高熱…！？
それって…
「スタンドが成長した。」
私が言いたいことをピタリと康一くんが当ててくれた。
スタンドが成長してる…？
試しにスタンドを出すけど、別に容姿とかは変わってない。
「へぇ、これが君のスタンドか…」
そうか、露伴はなんだかんだで初めて見たのか。
試しに布団を溶かしてみた。
すると、溶かす時に熱が発生している。
そういうことか、溶かすときに熱が出てるんだ。
「うおっ！すげ〜な、お前のスタンドめっちゃ強いじゃねーか！！」
億泰が、興奮したように言う。
スタンドが成長したからか、髪の毛が真っ黒に染まっている。
前までは茶髪だったけど…
あ、髪の毛…切ったんだ。
一房、あっちの世界に置いてきた。
もう、これじゃあ三つ編みは出来ないかな…
『私、これからどうしよう…捕まったりして…』
私は人を殺したわけだし…、逮捕？とかそんなのあったりするかもしれない。
「その心配はねぇーぜ、紀乃。元々おめーの親父さんは行方不明者だったから、おめーが殺したってことも俺たちしか知らネェ…！」
仗助が私のアパートに置いていたアルバムを見ながら言う。
『ちょ、なんで私のアルバム持ってんの…？』
「あー、これな、チコっと貸してもらったぜェー。おめーの父親がどんなヤツだったか調べるためによぉ…」
えぇっ！？恥ずかし！
小さい頃の写真見られた…
アルバムに手を伸ばそうと足を動かす。
すると、激痛が走った。
「痛ッ！」
「あ、足は動かさない方がいいわ。貴女全治2ヶ月だって…」
ーー2ヶ月！？
そんな、待てない…！
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-ポン酢→(プロフ) - あんころもちさん» ありがとうございます！とっても励みになりますー！！これからもよろしくお願いします〜！！ (2018年5月8日 18時) (
レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - 続編おめでとうございます！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月7日 7時) (レス) id: beb861d356 (このIDを非表示/違反報告)
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