…おねむとハイテンション！ ページ48
とっさに手を口に抑えられる。
「な、でけぇ声出すな馬鹿ッ！お袋に見つかっちまうだろ！」
私は顔をしかめる。
なにがしたいんだ、仗助。
そんなことより、苦しい。
『はな"じてぇ…息が…すえ"、ない"ぃ！』
けれど仗助は離してくれない。
「離したら逃げるだろ？」
『ひゃい？』(訳：はい？)
仗助はぎゅっと私を抱きしめる。
あ、"ぎゅっと"てとこじゃない。
"ぎゅううううう"ってくらいキツく。
「紀乃…」
ギクっとする。
いつもの仗助じゃない。
凄く悪魔っていうかそんな感じ…
青い切れ目で言われると、もっとそんな気がしてくる。
私は仗助を睨み返す。
『ばーか！健全なこーこーせーはどこいった、仗助くん？』
仗助が私の頭に手を回す。
「うるせぇ！恋人同士ならよォ〜キスぐれぇいいだろ？」
ーーえ？
接物？
「なんだよ、この仗助くんからのキスはいらないの？」
『え？
いや、いらないってことじゃないけ…』
仗助が唇を寄せる。
「ん、」
『ゔぅん…』
触れるだけの、軽いキス。
にしても、長い…
私は仗助から離れようと肩をぐいっと押す。
けれど仗助はさらに力を強くする。
『んんっ』
ちょ、ちょっと待って…
ぬるっとしたものが口の中に入ってくる。
し、舌入れキス…？
頭、だけじゃない…全身が熱い。
『ばっ…か！じょう…すけっ』
仗助は私の言ったことには目もくれずにガシッと私の頭を掴む。
『ちょ…』
"健全"じゃないじゃん…！
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-ポン酢→(プロフ) - あんころもちさん» ありがとうございます！とっても励みになりますー！！これからもよろしくお願いします〜！！ (2018年5月8日 18時) (
レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - 続編おめでとうございます！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月7日 7時) (レス) id: beb861d356 (このIDを非表示/違反報告)
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