杜王町の平和な日々 2 ページ41
そうして私たちが来たのはファミレス"ジョニーズ"。
「お前、母さん大丈夫なのか？」
仗助がドリンクバーのホットコーヒーを飲みながら言った。
「うん、まぁ…"あの"後…母さんは父さんが死んだって聞いたら、信じられなかったみたいで3日間くらい部屋に閉じこもってたんだ'
で、今はおじいちゃんが家に居るから家計とかは大丈夫らしいけど…」
早人君の顔が曇る。
あの事…？
何かあったの…？
「そうか…嫌なこと聞いちゃってごめんな…」
仗助が早人君をわしゃわしゃと撫でた。
「なんかあったら言ってくれよ？俺たちすぐ駆けつけるからさ！」
早人は少し潤んだ目で、微笑んだ。
「仗助さん…ありがとう…！」
早人君…話を聞いてると深刻なことがあったみたいだ。
「ああ、それで早人。一応言っておくけど、紀乃もスタンド使いなんだよ、な、紀乃。」
突然名前を呼ばれてびっくりする。
『ええっ？まぁそうだけど…
早人君もスタンド使いなの？』
「んーと…僕はスタンド使いじゃないけど…存在は知ってるんだ。」
仗助は私に問いかけてくる。
「…お前、知らねェだろ？この町に、殺人鬼が潜んでいたって話…」
『殺人鬼…？』
仗助は吉良吉影のこと、杉本玲美のこと、そして川尻浩作のことを全て話した。
『え、じゃあ、早人君のお父さんは…』
「吉良吉影に殺された。」
吉良吉影…
そんな邪悪な人がこの町にひそんでいたなんて…
飲み物を飲み終えると、早人君が言った。
「その事件があった後から母さんが僕のことをすごく心配してるので、僕は先に帰りますね！奢ってもらってありがとうございました。」
「おう！気をつけろよ！」
『またね。』
そして早人君は小走りでその場を後にした。
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-ポン酢→(プロフ) - あんころもちさん» ありがとうございます！とっても励みになりますー！！これからもよろしくお願いします〜！！ (2018年5月8日 18時) (
レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - 続編おめでとうございます！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月7日 7時) (レス) id: beb861d356 (このIDを非表示/違反報告)
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