エニグマの少年、再び。 ページ28
な、何！？
「エニグマ…？」
仗助がつぶやく。
だから、エニグマって何？
そのうめき声は本棚から聞こえてくる。
皆が、そのうめき声が聞こえる本棚へ近づいていく。
そして仗助が一冊の本を手にとった。
表紙には何も書かれていない。
けれどそこからうめき声は聞こえてくるようだ。
…ジョ…ウ…スケ…出して…くれ…
「お前、エニグマの本だな。宮本輝之助…
懐かしいなァ〜」
本を開くが何も書かれていない。
真っ白だ。
あ…のときは…ほん…とうにすまなかった…
頼む…ここから…だし…てくれ…
なんで皆そんな冷静なの？
本が喋ってるのに…
「仗助君、そいつ…露伴先生の力でスタンドを使えなくさせて本から出してあげれば？」
「そうだぜ、仗助ェ！ちょっとやりすぎじゃねぇか？」
「うん…確かによォずっと本の中に居るっつーのもちぃと可哀想なのかもしれないな…
あの時は怒り狂ってこんなことしちまったがよォこいつにも家族はいるんだもんな…」
仗助が決心したように言う。
「クレイジーダイヤモンドッッ！」
すると本は消え、男の子が現れた。
髪の毛が長く、肩まである。
『？』
「紀乃さん、貴女はここにいない方がいいわ…」
由花子が言った。
これはスタンドに関わることなのか…
どうやら私がスタンドを持っていることは周りはまだ気づいていないらしい。
しぶしぶ私は一般人のふりをして
2階へ降りた。
といっても気になるのでスタンドをバレないように飛ばしておいたが。
「半年ぶりだなァ…東方 仗助…」
その輝之助とかいうやつが仗助に近寄る。
スタンドを通して見ているのでよく見えない。
「おいお前、感謝ってもんねぇのかよォ？あんだけ酷いことして助けてやろうとしてんだぜ？
ま、条件付きだけどな。」
康一君が露伴に目くばせする。
"やれ"という合図だ。
「ヘブンズ・ドアーッッ！」
宮本輝之助は、資料にされた。
そして露伴は輝之助に向かって座る。
"スタンドは使えない。スタンドなんて見えないし、知らない。"
と書き込む。
そして元の輝之助に戻った。
「あれ…？何か大事なことを忘れてしまったような…」
輝之助が周りをキョロキョロと見渡す。
そして、何も無かったように去って行った。
「スタンドを無くせば、もうあいつは大丈夫だろう…」
「エニグマ…手強いやつだったぜ…」
康一君と億泰も安堵している。
けれど、由花子は一点だけを集中して見ていた…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
ラッキージョジョキャラ
巫 紀乃
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-ポン酢→(プロフ) - むりゅりさん» ありがとうございます！そう言っていただけると励みになります！これからもよろしくお願いします！！ (2018年3月30日 12時) (
レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
むりゅり(プロフ) - おもろいです！がんばってください！ (2018年3月30日 11時) (レス) id: f54e43eb50 (このIDを非表示/違反報告)
-LOVEずっきゅん→(プロフ) - 、さん» あー！スミマセン！教えていただきありがとうございます！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月3日 21時) (レス) id: 75c2553cba (このIDを非表示/違反報告)
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