誘拐．２ 御幸side ページ2
．
「......やっと手に入れた」
腕のなかで眠る俺のお姫様。
写真で見るよりも明らかに美しい。
ジッと彼女の顔を眺めていると、部屋のドアが叩かれた。
ここで対面するのはまずい、と判断した俺は彼女を抱えてベランダから飛び降りる。
地面にぶつかったらどうするって？
そんなヘマしないから心配はない。
「よっ、と」
住宅の裏に停めておいた車の後部座席に彼女を寝かせてゆっくりと頭を撫でてから、自分は運転席に乗り込んだ。
シートベルトを素早くつけ、すぐさまアクセルを踏む。
ああ、これで俺も犯罪者だ。
「......それでもいいけどな」
こうして彼女を手に入れる事が出来たのだから
自分が犯罪者として成り立ったデメリットよりも、これからの生活に彼女という華が添えられるメリットの方が断然大きかった。
ーーー
短いですね！
これから書き足します！
続く (更新停止中)
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榛名雛(プロフ) - こういう、ストーリー待ってました！めっちゃ、楽しみです。更新、無理せずに頑張ってください！待ってます！ (2019年2月23日 18時) (
レス) id: 483dd6e322 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - こういう作品滅多に見ないから嬉しいです！！更新頑張ってください！！！ (2017年11月4日 21時) (レス) id: 32cc05fed0 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - いきなりの展開ですごいおもしろいです！この先どうなるのか楽しみです！頑張ってください！ (2017年8月18日 3時) (レス) id: 51d942afe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちーず | 作成日時：2017年8月16日 22時
