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『あれ？カズヤ、メイはどこに行ったの？』
練習後、カズヤとメイがいるところに行ったらカズヤしかいなかった。
あたりを見渡すもメイらしき影は見当たらない。
『はぁ…どっかの鳴とそっくりだな……。しょーがない、カズヤ一緒に探そ』
抱き上げると大人しくピタリとくっついてきた。
この、可愛い奴め。
『メイはどこかにゃー』
「にゃーん」
しばらくのそのそ歩いていると、ホテルの近くでカズヤに似た白黒の猫を見つけた。
私はタタタと駆け寄り、しゃがみこむ。
『…メイ？』
「にゃぁ」
『あ、メイだ』
確信すると、メイも抱き上げて元の場所に戻るために回れ右。
すると前を見ていなかったせいかドンっと誰かにぶつかった。
『わっ…』
「……お前なにしてんだ？」
顔を上げると微妙な顔をした純が私を見下ろしていた。
『あれ、純じゃん。見りゃ分かるでしょ。可愛い猫と戯れてんの』
「お前がぶたじゃなかったら良かったのにな」
『おうおう、引っ掻いてやろうかこの野郎』
私のぶたキャラ卒業はいつだろう。
あ、一生来ないなその卒業式。
『あ、そうそう。この子らカズヤとメイって言うの。可愛くない？』
「ぶっ…」
『こっちの迷子になってたのがメイでー、こっちのおりこーさんがカズヤ』
「いや、A…」
『この間拾ったばっかりなんだけどね、すっごい懐いてくるの』
「わ、分かったから…」
『ぎゅってするとこの2人もぎゅってしてくれるの』
「後ろ…」
純が苦笑いしながら指指した。
振り返ると、にこにこと機嫌の良さそうな御幸と成宮が立っていた。
『純、あとは任せた』
ダッシュでその場から立ち去ろうとするも首根っこを掴まれ「ぐえっ」と変な声が出る。
「へぇ、カズヤとメイ、ねぇ？」
『いや、あの御幸…』
「ぎゅってしてるんだぁ」
『成宮くん、目が怖いから…』
腹黒眼鏡とクソ王子のコンビになったらどうすればいいのやら。
絶対やばいことになりそう。
「これ、みんなにAさんがカズヤとメイを抱いてたって言ったら…どうなるかな？」
『やめて、眼鏡割るよ』
「Aさんが抱きついてきたって言ったらどうなるかなぁ？」
『あらぬ噂を流すんじゃありません！！』
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「じゃ、頑張れA」
『あ"っ！？純待っ…純んんん！！』
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桃福(プロフ) - 私福井県生まれ福井県育ちなので、はよしねまでびっくりされるのめっちゃわかります！！ (2019年11月21日 8時) (
レス) id: 66127a5497 (このIDを非表示/違反報告)
朝霞 - 勘違いならすみません…でも似てる部分が多くて… (2018年5月21日 10時) (レス) id: 277a851dae (このIDを非表示/違反報告)
朝霞 - 他の作品の盗作ですか？ (2018年5月21日 10時) (レス) id: 277a851dae (このIDを非表示/違反報告)
でびるどーる - オオムラサキさん» マジですかありがとうございますー！他作品も見てくれてるなんて超嬉しいですっ…！不定期更新ですが頑張ります！！ (2017年9月5日 21時) (レス) id: bcb3d65f76 (このIDを非表示/違反報告)
オオムラサキ - でびるどーるさんの作品大好きです！倉持のと美男美女も全部見ました。最高でした。これからも更新頑張ってください！！ (2017年8月30日 20時) (レス) id: 9910ac75da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でびるどーる x他1人 | 作成日時：2017年5月21日 20時
