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「家帰りたくないわ...」
さっきは一目を気にせずに泣いてしまった
きっと瞼は腫れてしまっているだろう
そうこうしているうちにもう玄関の前まで来てしまった
フードを深くかぶり、前髪で目を隠すようにしてドアを開ける
「ただいまー...」
おかえりがないのは結構悲しいものだと思った
ソファに腰かけようとしてそこを見ると、寝ているAがいた
頬には涙がつたったであろう後がまだ残っている
そりゃあ怖いだろう
今日まで天使だった自分が悪魔になるのだから
しかも赤の他人によって
「ごめんな...」
俺はそう言ってAの髪の毛を撫でた
『その調子では何もできなかったのでしょうね』
いきなり目を開けて話しだしたAに驚いた
「お前起きてたんか」
『あなたがドアを開けた時ぐらいから起きてはいました。ただ単に体が動かなかっただけです』
「そう...」
それで、とAは強調して話を戻した
『妹さんはどうでしたか？』
「元気に暮らしとったよ。旦那さんみたいな人も居ったし」
『幸せそうで何よりです。ですがゾムさんはこれでいいんですか？』
「...なんでや？」
『なんでって...泣いていらっしゃったので』
は？なんでこいつが知ってるんだ？
『驚いてますね。最初に私言いませんでしたっけ？感情が繋がってるみたいなこと』
「あ、言ってたかも」
『私も涙が止まらなくて大変だったんですよ？なんか疲れてくるし』
「す、すまん」
慌てて謝ると、名前はやさしく笑った
その顔が誰かに似ている気もするが、それが誰だか思い出せない
『ゾムさん、ハグしてくれませんか？』
考えていると名前がお願いしてきた
初めてAが甘えてきたので、少し恥ずかしくなる
「一肌恋しいん？」
そう言って抱き締めればAは嬉しそうに俺に顔を埋めてきた
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パリピなマヨネーズ - すごく感動しました！もう夜の２時なのに夢中になって読んでしまう程の素晴らしい作品でした！もう最高ｯｽﾈ!!! (2021年12月22日 0時) (
レス) @page36 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - ミキさん» 同じ悩み…！私もギャグ系書きたいのに段々シリアスになるんです！ のんびりでいいので更新頑張ってください！！ (2019年8月16日 16時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 関節痛いもげそうさん» 本当ですか！？ありがとうございます！！実はもっとギャグとかをいれようとしたんですが、私にはできなかったんです(笑)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - 泣きました。 最初はテンションが高く面白そうな話だなと思っていたのですが、まさかの展開続きで…こんなに素晴らしい作品をありがとございます！！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ | 作成日時：2019年5月27日 19時
