〇迷い ページ27
『ｯ……ｯ……』
最初はちょっと反抗的に掴んできた腕を引き剥がそうと抵抗してみたが寧ろ、倍の力で絞めてきた。
勿論、横と言っても後ろから抱きつかれてるといった方が正しいがそれに加えて''首が''絞まってる。
密着し過ぎｯ！
近い近い近いｯ!!!!
そして死にそうｯ!!!!!!
気にしないと決めたのに私は背中の密着度と自分の残りの酸素のことで頭がいっぱいになった。
「ンマー、そうか。だが…17の年頃の女を」
書類をちらっと見て年齢を確認する。
因みにアイスバーグにはただハグしているようにしか見えないようだ。
「寧ろ、歳の近いワシがいた方が気も楽になるじゃろうし、ましてやAの親に頼まれてるんじゃ。そっちの方が連絡伝達もすぐ出来るし、安全じゃろ」
「のう」と耳元で言われたが、それよりも生死をさまよい掛かってる私は声が出せないので代わりにコクンコクンと軽く頷く。
すると、パッとカクさんは離れ私の喉に酸素が送り込まれる。
((色々な意味で死ぬかと思った………))
私は首元をさする。
「A」
『ｹﾎｯ…はい…』
私は顔を上げる。
すると、アイスバーグは机の引き出しから別の書類を取り出した。
「ンマー、カクに今朝相談されたんだが今丁度、 大工達に資料を配達する仕事があるんだが…やるか？」
アイスバーグは眼鏡を起き、両手を組んで肘をつく。
私は下を向く。
『…』
ここで『はい』と言えば、私の終止符は決まったも当然のものになる。
''迷ってみた''
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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目！しっかり満点で入れらせていただきました！続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 午後のミル貝さん» ありがとうございます！良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです！(´；ω；`)出来る限りで頑張ります！コメントありがとうございました！ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです！更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 小桜藍さん» おまたせしましたぁ！★："代金"ですのでどうぞ！全話あげました！ (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marubox | 作成日時：2018年10月27日 22時
