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〇邪魔 ページ26

そして場面は進み…

私はルッチに言われたことにそぐわない言葉を探すのに精一杯だった。



『えっーと……』






私は視線を下げ、社長席に座るアイスバーグさんになんて答えるべきか未だ迷っていた。





「ワシの可愛い親戚じゃ、ワシが''全面的に''面倒見るわい」





すると横からカクさんのフォローが入る。








それは有難いが何故…


一部、凄く圧を感じた気がする。


気のせいだと私の心は言っている。

そうだ、気のせいだ。




こうしよう、もう気にしない。





これが正しい気がする。

よぉーし、気にしないぞぉお。


私はもう知らないぞぉ





「親から連絡貰ってるのか?」









常人の言葉が帰ってきた。






素晴らしい質問です、アイスバーグさん。





でも、貴方は私の首を絞めていることにも気づいて欲しい。





「大丈夫じゃ、預かって欲しいとも連絡は貰っておる」






すかさず返すカクさん。






「ンマー、預かって欲しいってお前、そっちで何しでかしたんだ?」





私にまた矛先が向いた。





私は顔を上げるとカクさんはコクッと軽く頷き、私はルッチに言われたことを自分の言葉に変えて答える。


『しでかしたっていうか……じっ、自立して来いと言われまして………』






あ、まんま過ぎた。







「ンマー、随分横暴な親だな」







『あはは……』








そんなルッチさんを親に持ちたくない。


そもそもあの人世帯(しょたい)持たないだろ…

わかんないけど。






「それじゃ、ここに住むならちょっとした手続きの書類が…「書いて貰ったものがあります」







「!、ンマー流石だな、カリファ」






「恐れ入ります」





眼鏡をクイッとあげるカリファさん。
ふつくしいです。






「…」





アイスバーグは眼鏡をかけ、渡された書類に目を通す。





暫しの沈黙が部屋を覆う。




パウリーはソファにふんぞり返って座ったまま、アイスバーグさんの様子を伺っている。





「大丈夫だな、それで何処に住むんだ?」





よし来た!





例え政府のお役人様でも、準備とかは出来てもターゲットを前にデカい行動はできない。






別の家とかどこかに住み込みで働ける場所を頼もう。






『あの!その事でもし宜しければ…ウッ』





「ワシの家じゃ!」





横からハグをされたというより首を絞められた。









''邪魔された''

〇迷い→←〇脅す



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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目!しっかり満点で入れらせていただきました!続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
- 午後のミル貝さん» ありがとうございます!良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです!(´;ω;`)出来る限りで頑張ります!コメントありがとうございました! (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです!更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
- 小桜藍さん» おまたせしましたぁ!★:"代金"ですのでどうぞ!全話あげました! (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Marubox | 作成日時:2018年10月27日 22時

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