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君のためなら臓器なんて売れる 後半の中半← ページ39

震える手で指輪を取り、左手の薬指に嵌める。

嬉しさから、涙は出るものなのか…

帝統の方を向き、左手の薬指に嵌められた指輪を見せ、微笑む。

「小官も…好きだ」

「理鶯さ『おめでとおおおおおおおおおおおおおッッ』

いきなり聞こえたたくさんの声に驚く。

イケブクロ、シブヤ、シンジュク、左馬刻と銃兎、よく小官のヒプノシスマイクプロトタイプを狙ってくる奴らが木々から姿を現した。

まさか小官が…気配に気づけなかったとは…

「くっそ…やっぱり理鶯は帝統の野郎好きだったんだな…でも、理鶯が幸せならそれで良い」

左馬刻がそう言って子どもの様にはにかみながら親指を立てる。

「理鶯にも…誰かを好きになる心があったんですね…成長しましたね…良い子良い子」

銃兎にはなんだか子ども扱いされているが、まぁ良しとしよう。

頭を撫でられるのは嫌いじゃない。

「ほらー!!言ったじゃん!なんで早く行動しなかったかなー!」

「三郎君の言葉を信じてたら、有栖川さん悩まずに済んだのに」

「う、うるせー!結果オーライだろ〜!」

三郎と独歩が、帝統の近くに来てよくわからない会話をする

もしかして、三郎達は帝統が小官にプロポーズをするように進めたのだろうか。

「帝統も成長したもんだねー」

「小生の様に嘘をつくとは。臓器は売ってないくせに」

「帝統は臓器を売ってないのか?」

「そーだよっ帝統ってば、受け取ってくれなかったらどーしよって悩みまくっててー!」

話を詳しく聞けば、受け取ってくれるかどうかわからなくて何か受け取らせる方法を考えなきゃと各ディヴィジョンの人を呼び、考えてもらったらしい。

「それで、臓器売った設定にすれば良いんじゃねってミケっちと俺っちでハモったわけ〜」

「一二三君、理鶯さんにはもうなれたのかい?怖がってないようだけれど」

「あ、本当だ。怖くない」

「良かったではないか…えっと…ひふみん、だったか」

「りおーさん可愛いっす〜!!でも、あいつのことはふつーに一二三って呼べば良いっすよ!」

そう言って帝統に抱き締められる。

あぁ…やはり帝統に抱き締めてもらえると、落ち着く…。

まだ、心臓の高鳴りがおさまってない。…夢だったら、どうしようか

「よーし!兄ちゃん兄ちゃん!理鶯さんはまだこれを現実だと受け止めれてないっぽい!!だから夢じゃないって証明しようぜ!」

「そうだな二郎!!乱数、アレ用意してくれ!」

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executioner(プロフ) - あやリーさん» おっけぇ!!わかったよあやリー!! (2019年1月29日 18時) (レス) id: 857e8d08de (このIDを非表示/違反報告)
あやリー - じゃあね!!! (2019年1月29日 16時) (レス) id: bc9ed7ab31 (このIDを非表示/違反報告)
あやリー - 話は変わるが最近カキコのも行けなくてごめんね!!!テスト終わったら必ず返信するから!!! (2019年1月29日 16時) (レス) id: bc9ed7ab31 (このIDを非表示/違反報告)
あやリー - 私今日死ぬかも(原因、萌え) (2019年1月29日 16時) (レス) id: bc9ed7ab31 (このIDを非表示/違反報告)
あやリー - んんんんんん〜〜〜!!!もう可愛すぎるよこの2人… (2019年1月29日 16時) (レス) id: bc9ed7ab31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:executioner | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年1月6日 0時

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