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ボーダー隊員の恋愛事情 4 ページ39

出水「オレは…Aを……」









A「私がどうかしたんですか?」



「「「「わあああああああああああ!!!!???」」」」
一斉に全員が大声を上げた。
オレだってビビった。心臓が飛び出るかと思ったわ。


なにしろ、話題の当のご本人が登場したからだ。


A「ひぎゃぁぁぁ!!?」





しばらく沈黙が続いた…

A「こ…こんばんは…お久しぶりです…」


荒船「お…おう」

米屋「どもっす…」

出水・村上「あ…ああ」

北添「こんばんは…」



朔咲「Aちゃん…いつの間に!?」
暦が驚いた拍子で座席から転げ落ちていた。


A「あまりにも帰りが遅いから迎えに来ました…海丸と…」
Aが目線を自身の足元へと向けた。

海丸『おっせぇぞコヨミ』

相変わらず不愛想なペンギンだな。



朔咲「今日はご飯食べて帰るって言っていたのに…」


A「いえ、今日は先輩たち、夜から玉狛と防衛任務が入っていたみたいです」

海丸『ケンゴは先行ってる』


朔咲「うっそ!?何時から!!?」



A「わっ!?…えっと8時からです」

朔咲「ヤバイ!あと10分じゃんか!ごめん皆!行ってくる!」
バタバタと慌ただしく出て行った。


A「ええと…すみません。なんか盛り上がっているときに水を差してしまって…」

荒船「いや、元はといえばスケジュール管理を怠った暦が悪いんだから気にすんな」


北添「君がAちゃん?はじめまして。僕は北添。ゾエさんって呼んで」
優しいお肉こと、北添が声を掛けた。


A「は、はい!AAって言います。ゾエさん、はじめまして」
人見知りらしいAも北添には警戒心を解いているようだ。
なんだこの絵面…和む。


穂刈「お?減っているな、人数が」

会話に退屈してカゲの部屋に遊びに行っていた穂刈が帰ってきた。

荒船「カゲはどうした?」

穂刈「カゲは眠ってしまったから、先に手伝いにきた。片づけを」


荒船「そうだな…」

オレが席を立つと、電話が入った。

確認すると剣冴のようだ。
今日は稽古は無いはず…何の用だ?

荒船「どうした、剣冴」


鶴来『あっ荒船さん。暦を見ていませんか?』
焦りの混ざった剣冴の声がスピーカーを通して聞こえてきた。


荒船「暦ならついさっき出て行ったぞ?」
嫌な予感がした…トリオン体なら玉狛にとっくについていてもいい頃だ。


鶴来『暦が…来ないんです』

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作品ジャンル:SF
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長田柚葉(プロフ) - わかりました、ありがとうございます (2016年12月30日 21時) (レス) id: 6f008b5b4d (このIDを非表示/違反報告)
蛙涼(プロフ) - 長田柚葉さん» すみません!5roundからはパソコンの方から作ったのでたどれなくなっています(汗)お手数ですが、「強くなりたい女の子の話」で検索していただければ全て表示されると思います! (2016年12月30日 16時) (レス) id: fd0da19d86 (このIDを非表示/違反報告)
長田柚葉(プロフ) - 1roundはどこですか?ここからだと5roundからしかみれないのですが? (2016年12月28日 22時) (レス) id: 6f008b5b4d (このIDを非表示/違反報告)
蛙涼と瑠璃玉(プロフ) - 桐一葉+星月夜さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2016年12月2日 21時) (レス) id: 6360d609a9 (このIDを非表示/違反報告)
桐一葉+星月夜 - 名前変換は、(名前)と打つと出来ます!頑張ってください! (2016年12月2日 16時) (レス) id: 0908abf055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛙凉 x他1人 | 作成日時:2016年8月27日 10時

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