【ワールドトリガー】強くなりたい女の子の話-5round

先制点 ページ22

水上「いよっし！」

細井『何がいよっし！や。誰も堕ちてないやん』

水上「んなアホな」


屋根の上に上って確認しようとすると、爆破による砂煙から一瞬光が見えた。
水上「うおっとぉ！」


飛び出してきたステロイドを避けるとすぐに身を隠す。


武富『立ち上がる砂煙によってお互いにらみ合う状態が続いている！現在一人も緊急脱出していないこの状況を打開したいため、焦る両者！』

太刀川『誰も落ちてないけど天月は主力が相当ダメージ喰らってるだろ。優劣なら天月が劣っているな』

加古『ほとんどのチームがばらけてる今は一人でも欠けたら大きく動くわ』




三浦「堂々としてたからスナイパーの釣りかと思ったけど…違うみたいかな」

若村「どちらにしても今のままだと動けないな」


香取「じれったいわね。暦先輩が退いてるならアタシが取ってくるわ」

三浦「葉子ちゃん！」

若村「おい！一人で勝手に突っ込むな！」
そう言うと、香取は若村の制止も聞かずに建物から飛び出した。




水上「まじか！来るかんじなんか！」
奇襲に驚いた水上は合成弾を作る時間がないためアステロイド単体で撃つも、シールドで防がれてしまった。


ズパンッ

そのまま着地し、首を掻き切った。


『戦闘体活動限界 緊急脱出』


武富『奇襲攻撃がうまくいった！水上隊員緊急脱出！先制点は香取隊！』

反撃→←イコさんはイケメンや

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