【ワールドトリガー】強くなりたい女の子の話-5round

作戦室　２日目 ページ14

天月第一 作戦室＿＿

A「市街地B…ですか…やりにくいですね。」
私の散弾銃だと建物を破壊して視界が悪くなる恐れがある。
場所を選んで攻撃しないと…


鶴来「うわあ…まじかよ。道幅狭くしてきやがった」
鶴来先輩が頭をワシワシと掻いた。

日景「射程持ちにはキツイね。でも相手も２人中距離のポジションがいるから。近距離戦でハウンド中心に攻めたら？大人数は相手しにくくなるかもしれないけど」

鶴来「そうします」

日景「Aちゃんは現状把握して剣冴と戦力を削っていく。必要があればヘルプを呼ぶんだよ〜」

A「はい！」

朔咲「私はいつも通りで！！！」
ソファーにくっつぷしていた暦先輩がガバリと起き上がった。


鶴来「お…おう。頼むぞ」
鶴来先輩がビビって引き気味に返事をした。


にしても…さっきから見返している生駒さんのログなんだけど…

A「なんで全部カメラ目線……」

日景「Aちゃん、そこは気にしちゃだめだよ」




生駒隊 作戦室＿＿

隠岐「こないだイコさんがかわいいかわいい言っておった月９ドラマの主人公役の俳優さん、結婚したみたいですよ」

生駒「なんやて！？」

南沢「イコさんドラマなんて見るんすね！意外っす！！」

生駒「俺だってドラマぐらい見るわ！」

ランク戦直前だというのに、プライベートの話で盛り上がる。
それだけ自信があるのだろう。


細井「ダラダラ喋ってるけどちゃんとログ見たんやろうな」
席を立ったオペレーターの細井が口を挟んだ。

生駒「おお、見たで見たで。バッチリや」



水上「…にしても、天月と戦るのは初めてやな。」

南沢「そうですね！蓮さんがいないからずいぶんと樂になってると思います！」


生駒「そういやこの前蓮が本部来とったで」

隠岐「！」

南沢「マジですか！？」

生駒「ああ、でもすぐ逃げられたで」


細井「天月のAちゃんは蓮さんの弟子って話や。散弾銃使うてくるけん海、一人でつっこうむなよ」

南沢「分かりました！全部避けます！！」

細井(絶対分かっておらんな…)



隠岐「でもこないだ香取ちゃんがAを１０：０で倒したみたいですよ」

生駒「マジか！香取ちゃんかわいいもんな」

隠岐「Aもかわいいっすよ」


細井「何張り合ってんや」

染井　華→←生駒隊VS天月第一VS香取隊

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