私の妹は異能がない (ページ32)

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太宰さんの誕生日！6月19日ページ32

((時間軸無視していきます！

2日前の事。

『国木田さん。乱歩さん少しいいですか？』

国木田「なんだ？」

乱歩「Aから話しかけてくる
なんて珍しいじゃん！」

『もうすぐ太宰さんの誕生日だと思いまして。』

国木田「? 彼奴の誕生日なのか！」

乱歩「あぁ。確か、19日だっけ？」

『はい。国木田さんは知らなかったんですか？』

国木田「彼奴の誕生日など興味がない。」

『それで、サプライズをやろうと思うの
ですが何かいい方法はないですか？』

乱歩「A！その日太宰を連れ出すのは
お願いあとはこっちでなんとかするよ」

『わ、分かりました！』

その日の午後は乱歩さんから休みを
貰ったのでプレゼントを買いに行きます！

『でも。何買おうかなー』

「何をやっている。のですか」

『君は！芥川君。
プレゼントを買おうと思ってね！』

芥川「そうですか。」

『この前の事を聞きたいのかな？
別にいいけど。少しつきあってもらうよ』

芥川「了解しました…。」

私は移動中に話し始めた。

『気になっていたんだけど。なんで敬語？』

芥川「いや、Aさんですよね……？」

『そうだよ！芥川君には伝えておくよ。
私は4年前にポートマフィアを抜けた
平野Aだよ！只太宰には言わないでね』

私は小さな声で云った

芥川「承知しました」

『あと敬語じゃなくていいよ。
敬語だとバレるかもだし、』

私はこのあと芥川と一緒に
太宰へのプレゼントを買った

その時、冷たい視線を感じた気がしたが、
気の所為だろう。気の所為であってくれ。

『今日はありがとう！』

芥川「僕で良ければいつでもいいで……いい」

ふふ。

私は寮へ帰った

太宰の誕生日当日

私はいつもと同じ時間に起き、朝ごはんを作る

『よし！できた。』

朝ごはんができたので、太宰を起こす

『太宰さん！起きてください！』

太宰「やぁ。Aちゃん！お早う」

『太宰さんお早うございます
朝ごはん出来ましたから早く食べてください』

太宰「いつも云っているけど、朝ごはんを
食べても探偵社には行かないよ。」

『わかってますよ。なので今日は一緒に何処か
に出掛けようと思うのですが…どうですか？』

太宰「そうかい。って、え？
Aちゃんから逢引のお誘いとは……」