男子系女子の日常。6

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12月27日



元木「おっはようございまぁぁぁす！！」

安嶋「おはようございます、よろしくお願いします」

北川「よろしくお願いします」



風間「この日、ようやく全員揃っての紅白の稽古が行われた。本番を想定したリハーサルのわずか2日前のことだった。」



皇輝『Snow Manさんが出場を辞退されたって発表があった2時間後？くらいに連絡が来ました。

私もサポートするから一緒に出てくれないかって言われて。僕らジャニーズJr.って、先輩の代役を担うのも役割だと思っているので、精一杯やらせていただきたいです。』


檜山『檜山ならできると思うんだけどってAさんから直接電話をもらいました。ドラムをやっていて、太鼓もやる機会はあったんですけど、腹筋しながらって言うのは……頑張ります。』




風間「この日と翌日の2日間、姫宮指導のもと、腹筋太鼓を自分のものにした。」


姫宮『阿部から譜割りをもらいました。彼らも託すなりに一生懸命考えてくれて、我々はそれに応えるしかできないんですよね。

忍者のみんな、すごい一生懸命で、嬉しいです。』



風間「迎えた29日。姫宮はどこか、不安そうな顔をしていた。
少年忍者からは死角となる場所へ隠れた時、そっと、滝沢副社長から背中をさすられていた。

リハーサルは大成功。少年忍者と笑顔を見せていたが、彼女の表情には安堵の思いで溢れていた。」





30日


風間「綺麗なドレスを着た彼女はこの日、日本レコード大賞の司会を務めた。
彼女が国民的な存在になった証拠とも言える。

番組終了後、彼女はある人の元へと向かった。」




北野「Aちゃんじゃん！」

A「ね、未央奈いる？」

星野「未央奈〜、姫〜！」


A「次いつ会えるか分からないから……卒業おめでとう！」

堀「えぇ！？ほんとに？！」

秋元「私には〜？」


A「真夏ちゃん、まだ卒業しないでしょ笑笑
差し入れ置いといたから食べてね、また会おうね！」



風間「たった15分ほどであったが、Aにとってつかの間の休息。1年ほどしか共に活動はしていなかったものの、かけがえのない仲間。

彼女たちの笑顔を胸に、明日へと走り出すのであった。

最も忙しい1日が、始まろうとしている。」

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