ジャンヌ・ダルクに恋したのは皇帝5【野坂悠馬】

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〜野坂視点〜

貴｢入ってくるね｣

野｢うん｣

僕と入れ替わりでAはお風呂に行った

野｢生徒会のファイルかー…｣

そう思い中身を見ようとしたけど辞めて
Aの部屋を改めて見ると写真や本など
シンプルな部屋でとても綺麗に整頓されている

野｢あ、懐かしい｣

中学の時の世界大会の優勝した時撮った写真が
とても綺麗に飾られている

野｢…｣

まだAは幼く見えるな…そう感じた…

野｢あ…｣

恐らくAが中２の写真なのだろう…FFで
優勝した時の写真のようだ

野｢可愛い…｣

その写真を見ると今よりあどけない雰囲気があり
髪の毛も今より長く思える

野｢…｣

隣や近くには円堂さんや風丸さんがいる。
ただそれだけで黒い何かが胃の中でのたうち回る
蛇になり暴れている…それを鎮めるために
10分程度使ってしまった

貴｢あれ？悠馬？｣

野｢！｣

貴｢どうしたの｣

野｢なんでもないよ｣

貴｢…また守達に嫉妬してたのか…｣

野｢うぐっ｣

なぜAはこう当てる事ができるのだろうか

貴｢何回も言ってるじゃん…悠馬が好きって｣

わかってるけれど…黒い何かが暴れて仕方ないんだ

貴｢…大丈夫｣

野｢…！｣

そんな言葉が聞こえてきて暖かい感触に包まれた

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