ジャンヌ・ダルクに恋したのは皇帝5【野坂悠馬】

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貴｢ほんとにごめん…｣

野｢大丈夫｣

その後すぐにAは保冷剤を持ってきて
ぼくの頬に当てている

貴｢まだ痛む？｣

野｢大丈夫だよ。幾分かマシになった｣

貴｢よかった｣

野｢A｣

貴｢ん？｣

野｢サッカー部に入らないのかい？｣

貴｢入るつもりなの
でも今日は初日だったから体験も行かなかった事を
守にも報告済みだよ｣

野｢円堂さんには帰ってくるよって
伝えてあったの？｣

円堂さんは今日の部活何故かウキウキしていた
その理由は分からなかったけど多分何か
あったんだろうな…そんなふうに感じていた

貴｢ああ…誰にも伝えてないよ｣

野｢えっ？！｣

貴｢帰ってくるのサプライズだったし
学校でみんな私が帰ってきたの知った感じだったよ｣

野｢ええ…｣

貴｢守に1番驚かれたよ…｣

野｢さすが…円堂さんだね｣

貴｢うん…｣

円堂さんには何もないけれど胸ら辺が
ムカムカしてきているがあえてスルーしよう
幼馴染だから仕方ないことだと思っておこう

貴｢明日くらいから体験に行こうかなって
思ってるの｣

野｢そうなんだ…待ってるよ…
イタリアでの知識を手に入れた君とやるのを｣

貴｢ふふっ…！こちらこそ…戦術の皇帝と
サッカーができるのを楽しみにしてる｣

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