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荻原と別れ、自分の席へと戻ったA。
しかし、荻原の奥に見えた彼女、そしてその去っていく姿を、彼が見逃すはずがなかった。
赤「………やはり、か。」
黛「なんか言ったか、赤司？」
赤「いや、なんでもない。気にするな。
とにかく今は試合に集中するぞ。」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
Aside
荻原君に声をかけたのは、せめてもの罪滅ぼしと、少しでもテツ君の力になれればと思ったから。
全中決勝のこと、一日たりとも忘れたことはない。
私はその場にいなかったとは言え、仲間が犯した罪は大きかった。
だったら、私もテツ君に任せっきりではなく、何かアクションを起こさねば、と思った。
テツ君の手助けとは言え、対戦相手は征…なんだけども。
あと、荻原君はわたしの名前とか聞いてこなかったけど、たぶんそれはただ単におっちょこちょいだからかな…と思う。
テツ君からそうやって聞いてたしね笑
そんなことを考えながら席について、コートを見下ろす。
火「…ちょっといいすか。」
どうやら、誠凛もなにか仕掛ける様。
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・
『………開いたか、第二の扉が。』
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「試合終了！誠凛高校、ウィンターカップ優勝！！」
それからの試合はあっという間で、私でも見入るものがあった。
そしてなにより、テツ君との約束が果たされたこと、征が前の様に戻ってきてくれたこと…
単純に嬉しかった。誠凛には感謝しても仕切れない。
とは言ってもキセキの世代以外は面識はないけど…笑
『…っは、止まらないや…。』
目から溢れ出す涙。
会場を出ていく人の波を横目に、私はしばらくその場に立ち尽くしていた。
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こと(プロフ) - 続き気になります！！！もうちゃくちゃ面白いです！！！！！更新待ってます！！！！！ (12月27日 21時) (
レス) @page31 id: 8bdd3d2cd9 (このIDを非表示/違反報告)
奏奈(プロフ) - 続きを楽しみにしています！！ (2022年6月4日 14時) (レス) @page31 id: 43e26a5008 (このIDを非表示/違反報告)
ちるせ(プロフ) - すごく面白いと思いました！！！更新、頑張ってくださいね (2021年9月8日 20時) (レス) id: f5cbf3376d (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - とっても面白かったです!!続きをお待ちしています (2021年8月11日 23時) (レス) id: 9d282b76d8 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります、更新頑張ってください！ (2021年6月13日 8時) (レス) id: e3d32f191f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し31457号 | 作成日時：2020年5月30日 23時
