【黒子のバスケ】0人目のキセキ【WC & EXTRA GAME】

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Aside



その電話は、例の試合が終わってからそう時間のたたないうちにかかって来た。

私が都内を移動するため、駅に着いた時。



［着信 黒子テツヤ］



…。


いやまさか、え、いや、うん、？

キセキの世代と火神大我がリベンジマッチの選手に起用されることは、大方予想がついていた。

でも、なぜ私に…？というか、テツ君私が日本にいることを知って、！？









んなわけないか笑 帰って来てること誰にも言ってないし。




『もしもし。』



黒「Aさん、お久しぶりです。突然すみません。」



『久しぶり。珍しいね、テツ君から電話がかかってくるなんて。何かあった？』



あくまでアメリカにいる設定で…。




黒「…はい。

実は、1週間後にキセキの世代が集まって、アメリカのあるチームと戦うことになったんです。

それで、Aさんならアメリカにいるし詳しく知ってるかと思って電話しt((【1番線に電車がまいります。黄色い点字ブロックの後ろまで、お下がりくだ

『あ。』





黒「え。」



あ、自分駅にいるんだった。…不覚。



アナウンスめ…。

黒「色々お聞きしようと思っていたのですが、その必要はなさそうですね。

直接の方が早そうです。20日の10時に〇〇体育館に来てください。」


『え、いや急すぎないか！？
というかテツ君そんなゴリゴリくるキャラだったっけ！？』


黒「今回ばかりはこうしていないと、やってられません。」



『ええ…。予定は空いてるけど…。』





黒「とにかく、みんな集まるんですから。日本にいるなら来てくださいね。」






『い、行くから、、行くのは行くから。』







・







というわけで行くことにはなったのだが、どうしようか。




私としてはみんなに会えるのは嬉しい。

ただ、私は、






…みんなを守ってあげられなかった。すべてテツ君に任せてしまった。



ウィンターカップ決勝直後、征とテツ君と話して少しは楽になったのだが、他のみんなのことを考えるとかなり気負いしてしまう。





それに今は…

いや、なんでもない。








…深く考えずに、みんなに会いに行くことにしようか。



『なんやかんや、楽しみだなぁ。』









・

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