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『実はね、ウィンターカップ決勝リーグ、ずっとみてたの。』



赤「なんとなくは察していたよ。初日の……ハサミを弾いたボールでね。あんなボールを投げれるのは、限られた人しかいない。」





あ…やっぱり勘付かれてたんだ。





赤「確信したのは、決勝のときだ。荻原君の背後にいただろう?少し見えたんだ。」




『えっ、見えてたの。』




赤「他の奴らは気付いていないだろうけどね。黒子もどうだか。」



『ああ、テツ君……あれ、そういえば誠凛は?』





そういえばまだ会場から出てくる姿を見ていない。






赤「誠凛なら、もうすぐ出てくるんじゃないか?」



『そっか。テツ君にもお礼言わないと、』
((木「いや〜、しかし疲れたな〜!」



伊「疲れた人にどつかれた、キタコレ!!」



日「まじでど突くぞ伊月…。」









火「……ってあれ、あそこにいんのって赤司と…女?」



黒「…女って……っ、Aさん!?」






『久しぶり、テツ君。』




誠凛の皆さんは、誰だこいつ、って顔をしているけど、私たちはそのまま2人で会話を進めた。





黒「Aさん…あの時の約束果たしましたよ!

あなたがいなくて、かなり苦労しましたけど。」



そう言いながら、笑顔で拳を差し出すテツ君。





『…ごめんね。でも私、テツ君のこと信じてた。…本当に、ありがとう。』



黒「はい!Aさんも、また一緒にバスケしましょうね。」




『うん!』




私は差し出された拳に自分の拳を合わせ、懐かしさに浸っていた。


しかしそんな時間が長く続くわけもなく、





日「いい感じのとこ悪いが黒子………








この美女は誰だ!!!!!!!」




そう言って私を指差す日向さん。…なるほど、二重人格クラッチシューターとはこういうことなのか…?





『は?』




黒「えっと……長くなるので、紹介するの帰ってからでもいいですか?時間も遅いですし。」



相「そうね…。じゃ、火神君家でもいきましょうか!」




火「え、また俺ん家か!?…です。」





黒「…ということなので、僕たちはこれで行きますね。あ、Aさん、メールにはちゃんと返信してくださいよ?




あと…赤司君との時間、楽しんでくださいね?」ボソッ





『っ!?』


テツ君に囁かれた言葉が予想外すぎて、思わずびくっとしてしまったと思えば、すぐ顔が熱くなった。




黒「では。」




そう言って誠凛の皆さんは颯爽と帰っていった。





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こと(プロフ) - 続き気になります!!!もうちゃくちゃ面白いです!!!!!更新待ってます!!!!! (12月27日 21時) (レス) @page31 id: 8bdd3d2cd9 (このIDを非表示/違反報告)
奏奈(プロフ) - 続きを楽しみにしています!! (2022年6月4日 14時) (レス) @page31 id: 43e26a5008 (このIDを非表示/違反報告)
ちるせ(プロフ) - すごく面白いと思いました!!!更新、頑張ってくださいね (2021年9月8日 20時) (レス) id: f5cbf3376d (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - とっても面白かったです!!続きをお待ちしています (2021年8月11日 23時) (レス) id: 9d282b76d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります、更新頑張ってください! (2021年6月13日 8時) (レス) id: e3d32f191f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し31457号 | 作成日時:2020年5月30日 23時

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