12、ハプニング ページ12
A side
俺は放課後、植物園へ向かっていた。
いつも隣にいるはずのレオナは、先程クルーウェル先生に呼び出されて連れていかれてしまった。
そんなに時間はとらないと言われ、引きずられるレオナには植物園で待ってると伝え、そこで別れた。レオナ、めちゃめちゃ不機嫌だった。
貴『ふぁ〜〜。今日もいい天気だなぁ。なんだか眠くなってきた。…ん？』
｢……！…。｣
｢……ｯ。｣
｢……〜！｣
俺の耳がピクリと誰かの話し声を拾う。こっちに向かってきているようだ。
貴『この声は…、』
ユウ｢あ！A先輩、こんにちは！｣
エース｢A先輩〜！あれ、今日は1人？｣
デュース｢こんにちは！｣
グリム｢A！これ、今日ユウと一緒に作ったんだゾ！｣
貴『みんなこんにちは〜。レオナはクルーウェル先生に呼び出されたから今は1人！…どれどれ？何作ったの？』
聞こえた話し声はユウくん達だったみたい。
グリムくんが手に持っていたのは試験管。え、なんでそんなの持ってるの…？危なくない？
ユウ｢授業で作ったんですが、処理しなきゃいけなくて…。｣
エース｢どけデュース！オレが先輩と先に喋る！｣
デュース｢うるさい！僕が先に…！｣
いつの間にか喧嘩してる……！俺と話すのなんてどっちからでもいいだろ…！？
デュース｢大体お前はいつも……！｣
エース｢お前だって！｣
ﾄﾞﾝｯ
ユウ｢わっ！｣
ユウくんの後ろで取っ組み合いをしてたエーデュースの腕がユウくんの背中に直撃。ぶつかった勢いで前のめりになったユウくん。
貴『危なっ……！』ﾊﾞｼｬｯ
……と、体制を崩したユウくんの頭に乗っていたグリムくんの手にある試験管の中身が俺にかかった。
グリム｢ふな゛っ！｣
エース｢A先輩ー！｣
デュース｢すまない！監督生っA先輩！大丈夫ですか！｣
ユウ｢わぁぁぁ！先輩ーー！｣
貴『(何だこの感じ……！そーいえば、なんの薬を作って、……た、んだ……？)』
慌てるみんなの声が聞こえた瞬間、俺は煙に包まれ意識が遠のいた。
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まや - リクエスト応えてもらえて本当に嬉しいです！何回も読み返してしまいました笑これからも応援しています！！ (2020年11月30日 23時) (
レス) id: 4c976d3a7e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - 作者様書いて頂けるのですね！嬉しいです！全然亀更新じゃないと思います！人には人のペースがありますから大丈夫ですよ！あと何度も読み返したりしてます！面白いです！嫉妬のやつもとっても続きが気になります！更新頑張って下さい！応援してます！続きが楽しみです！ (2020年11月23日 9時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - あーちゃん！さん» あーちゃん！様コメント、リクエスト頂きありがとうございます！ぜひ書かせて頂きます。相変わらずの亀更新ですが、頑張ります…!! (2020年11月6日 10時) (レス) id: 2518202fcf (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - まやさん» まや様コメント、リクエストありがとうございます。とても嬉しいです…！現在書いてるものが出来次第、書かせて頂きます。 (2020年11月6日 10時) (レス) id: 2518202fcf (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - 作者様リクエスト失礼します！夢主くんとレオナおじたんの出会いから今の関係に至るまでを宜しければお願いします！！！これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2020年10月31日 14時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふう | 作成日時：2020年5月6日 1時
