♪２８ ページ30
『え、誰』
瑞「えぇ！？瑞希ですよ！！」
『瑞希ちゃん！？ですか！？』
瑞「呼び捨てで大丈夫。あれ？金髪の女の子は？」
『あーなんか用事が出来たって帰りました』
瑞「けーいーご。」
『あ、一緒に帰るんだったよね？帰ろ帰ろ！』
瑞「うん！」
瑞「そーいえばその制服って奏楽学園の？」
『うん』
瑞「僕もその学校の生徒なんだよ」
『え！？』
瑞「小等部3年。Aちゃんと同じだよ」
『そうなんだ…』
瑞「まぁ、不登校だけどねw」
『どうして不登校なの？』
瑞「……まぁ、色々あるんだよ」
…？なに今の間。
『でも、私はすごい才能だと思う。』
思っていたことが不思議に声に出ていた。
瑞「…？」
『女装できるって凄いんだよ。
周りの目とかもあるし、否定する人だっている。
でも、それに抗う事って、並の人ができる事じゃない。
瑞希くんはかっこいいんだよ。』
瑞「……！！！」
『だからね、？自信もって』
瑞「…明日、登校してみようかな。」
『ほんと！？』
瑞「でも！！お昼休みとか、会いに行ってもいい？」
『うんっ！！私に出来ることなら！』
瑞「ありがとぉ…また明日！学校で！」
『うんっ！』
瑞希くん…いい人だったな、
🎵💚🎶💗🎵💜🎶💙🎵❤️🎶💛🎵
🧡(この絵文字は瑞希くんside)
怖かった。
好きなものを否定されることが怖かった。
だから学校にも行かない。
勉強はできるし。運動は少しだけ、
ただ普通の生活がしたいだけなのに、
《女装って…wキモっw》
《何それコスプレ？似合ってなーいw》
そんな言葉を吐かれるのが怖かったから。
ただ、逃げたかっただけ。
でも……
『私はすごい才能だと思う。』
そう言われた時、モノクロだった世界は輝いて見えた。
『女装できるって凄いんだよ。
周りの目とかもあるし、否定する人だっている。
でも、それに抗う事って、並の人ができる事じゃない。
瑞希くんはかっこいいんだよ。』
初めて認められた気がした。
かっこいいって、凄いって言われた。
心の底から嬉しかった。
瑞「顔あっつ…////」
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酒狂 - 僕も僕もー。横から失礼。面白くて大好きでござる！フレンチトーストは牛乳入れる派です。めっちゃ甘くして食べます。 (2023年2月19日 17時) (
レス) @page24 id: 760d85e32c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖君 - フレンチトーストってかきたまごに牛乳いれないんですか？私は作るとき入れる派です！(誰得) (2023年2月19日 12時) (レス) @page2 id: 6f9faa66b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イブ | 作成日時：2023年1月14日 21時
