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浦田side

そうじゃなかった、と表情を引き締める。

「坂田、お前昨日何時に寝た?」

「え、と、1時半くらいまでまふと電話しよって言って、確か、電話し始めたのが10時くらいで、俺は寝落ちして…」

「で、起きたのは」

「ろくじくらい、です」

俺と他2人の少し厳しい顔を見て、坂田もどことなく気まずそうだ。

「もしかして酒飲んでたりした?」

しばらく考えこんでいたまーしぃが口を開く。

「うん……や、ちょっとやで?
ちょびっとやけどな?」

「1から10で、いつもが5としたら、どのくらい?」

飲みなれたセンラの、厳しい追及。

「……7。いや、8かも…?」

全然、ちょびっとじゃねーじゃん。

思わず頭を抱える。

ストレス、寝不足、おまけに二日酔い。

そりゃあ顔色も悪いわけだ。

二日酔いの感覚は俺はよくわかんないけど、よくセンラが二日酔いになってるからしんどいのはよく知っている。

「いける、いけるって!
や、ちょっと夏バテでな?

よおし、撮影しよ!」

さつえいさつえい!と見事な空元気。

普段自分からカメラセットしたりしたがらないくせに、ふらふらの足取りでカメラを取りに行こうとする坂田の肩を掴む。

「坂田、お前の体調はよーく分かった。」

「う、うらさん」

「とりあえず、お前は寝ろ。」

「…はあ?」

「坂田、ほんまに寝たほうがいい。
このままやとどんどん寝られへんくなるで」

「そうそう、ほんまにそうやで?
顔色悪いし、1回寝ろ」

志麻くんとセンラの後押しがあってもなお、坂田は渋った。

「え、ええって。
そんなにクマやばい?
えーと、センラなんか隠すやつもってるやろ、それ使うし!

だい、じょぶやから」

「…っと、いや、ホンマにやばいて」

かくっ、と坂田の膝が折れて、フローリングにへたり込む寸前でまーしぃが支える。

ありがと、大丈夫やから、なんて気まずそうに言っちゃって。

大丈夫じゃねえんだよ、だから。

「寝ろ。」

「いやや」

「やじゃない!寝ろ!」

「やや!」

イヤイヤ期か!とツッコミたくなる。

はあ、とおおきく息を吐くと坂田は少し怯えたような顔をした。

こういうとこは、わかりやすいんだよな、お前。

「ねえ坂田、お願い、寝て?

心配なんだよ、俺たち。」

「そうそう、おまえが元気ないのも、なあ?
なんか、張り合いないし。

つべこべ言わずとっとと寝ろ。」

「撮影のことやったら大丈夫ちや、迷惑とか考えんと今は寝たほうがええよ。
ホンマに今日体調悪そうやき」

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いろみず(プロフ) - うぐぅ…尊し… (2021年9月12日 21時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
いろみず(プロフ) - 弥生2nd@夢見月さん» いつ見てもお肌綺麗ですよね…特にセンラさん(( (2021年8月7日 22時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
弥生2nd@夢見月(プロフ) - いろみずさん» そりゃもううらたさんとセンラさんはうしさせの美肌代表ですから… (2021年8月4日 0時) (レス) id: c09bebec20 (このIDを非表示/違反報告)
いろみず(プロフ) - 「いいな、その肌。くれ。」で盛大に吹いた(( (2021年8月2日 10時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
弥生2nd@夢見月(プロフ) - いろみずさん» 全然返信できてなくてごめんね…また読みに来てくれて嬉しい!さかたん応援隊が増えたなあ… (2021年7月10日 21時) (レス) id: c09bebec20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生2nd@夢見月 | 作成日時:2020年11月29日 1時

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