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大切な生徒たち ページ34

イデア「あのさ…拙者たちが大講堂で
花に襲われたとき、ロロ氏がなんて
言ったか覚えてる?」








イデアはロロの真似をする
 








イデア「4度目の鐘が鳴ったことで街に魔力が満ちた!」









キリッ!からのドヤァ…と効果音までつける








『な、なんか似てる…』




イデア「普段鐘が撞かれるのは1日3回って決まってる。
だから…ロロ氏は4度目の鐘で普段よりも魔力を多く供給して
花を急速に成長させたわけだよね」







シルバーはイデアの説明で大講堂で花が大量発生したことを
思い出した







『あれも4度目の鐘の影響なら、もっと鳴らせば
良いだけだけね』



マレウス「今以上に街に魔力が溢れ…花はそれに耐えきれず
枯れてしまうというわけか」
 







成長のきっかけとなった鐘が花を枯らす原因にもなる





踏ん切りがついたようにノーブルベルカレッジを見上げた








マレウス「よし。では今すぐ救いの鐘の元へ行き、あの鐘を
鳴らそう」









トレイン「いいや、ならん。お前達は此処で
待っていなさい」






全員「えっ」






トレイン「私がノーブルベルカレッジにある鐘楼を登り
救いの鐘を鳴らしてくる」







トレインは自分がやる、と言い出した








『も、モーゼス殿…』







紅蓮の花の駆除がすんだ此処は安全だと
教師として生徒を守ろうとしていた








『腰が痛いのなら、無理はしない方がいいです。此処で
待っていてください』









トレインが「だが…!」と冷や汗をかく
けれど、Aはトレインに言い放った








『大切な生徒なのは分かります…ですが、守ってくれなくても
平気です。彼らを信じてください』








強い目でトレインを捉えた



 





トレイン「はあ…分かった。エスラルダ君、お前達を
信じよう」








トレインの言葉に生徒達は喜んだ
 







トレイン「それと…」







トレインはAの肩に手を置いた








トレイン「いいか?お主も人の為だからと言って
無理をしてはいけない」



『…っ!』



トレイン「魔力量や実力は上だと分かった。だが
魔法を使えるからといって、ムヤミに使ってはならない」








と、NRC生を見て言った







トレイン「力になるか分からないが、NRCの生徒を頼って
もらって構わない」


『モーゼス殿…ありがとうございます』

かなりのもの→←とんでもない道具



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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