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おまけ ページ35

ロロとAは何を話していたのか
……覗いてみませんか?





大講堂の外







1人で石段に座り、呟くように歌う








『どうか、僕に光を導け………』


?「そこに居たのかね」
『…?あぁ、ロロ』








大講堂からロロが出て来てAの隣に立つ






ロロ「もう、良いのか?舞踏会はこれからだと…」
『休憩と食休み。ロロは……言わずともね』


ロロ「ふんっ、あれの何が楽しいと言うのだね」







本当に嫌そうな顔をしていた








『……ねぇ、ロロ。なんで、言ってくれなかったの…?』
ロロ「…っえ?」



『弟のことも、魔法のこともさ……幼馴染みだから
言ってほしかったけど…やっぱり、私が魔法士だから
言えなかった…?』



ロロ「…っ?!いや、それは……すまない」


『謝らないで良いよ。今、考えると…ロロの目の前で
バンバン魔法を使ってた私が馬鹿だったわ』








魔法石を嵌めてる指輪を見て言った









『あの時、ロロが暗い顔をしてたから…元気つけようと思って
魔法を使ったんだけど…逆に不快にさせたんだよね』



ロロ「…っ!?いや、あれは…た、確かに…キミの魔法は
凄いものだと思った…だが…」







ロロの手にグッと拳が出来る



ロロの弟も、Aみたいに魔法が使えていたら…と








『何も言えないけど…魔法がなくても、救えることもあるけど
魔法で救われることもあるの』







Aは伝えたいことを言った







『魔法を好きになってほしいとかじゃなくて…こういう事も
あるよ、って知ってほしいだけで…』







なんて伝えよう…と頭を回転させるが上手く言葉が出てこない







『んー、つまり…魔法が嫌いでも、魔法士は存在してる限り…
あー、なんて言えばいいんだろ…』







頭に手を当てていると、ロロが微かに笑ったような気がした







『……な、なに』
ロロ「何も。キミが魔法好きというのは充分、分かった」


『でも、ロロからしたら嫌なものでしょ…』







まぁ、自分が魔法嫌いなのに幼馴染みが魔法好きなのは
ある意味、嫌悪のある関係になっても可笑しくない








ロロ「キミが魔法好きなのは昔からだ…把握済みのことに
嫌悪感を出すことはない」


『そう……ふふっ、ありがとう』
ロロ「…っ?!」








少し頬を赤らめて「ホント、気が狂う…」と呟いた

おまけ 〜完〜→←あとがき



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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます!めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ノ゙ (10月22日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました! (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります!裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…?裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな? (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか? (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年10月10日 17時

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