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立花side
福山「Aちゃん、来たよ〜？」
立花「..福山君、花持ってきてくれたぞ？」
ガラガラッ
楓太「あれ、立花さん。福山さん。お疲れ様ですっ」
再度扉が開いたと思ったら、今度は楓太がやってきた。
今日は来客が多いな。
福山「お疲れ様(^^)」
立花「今日はもうあがり？」
楓太「いえ、これ持ってきたんです。
なかなか現場とか事務所で会える機会が無いと思って..
ここが1番確実かと...」
楓太が手に持っているのは、封筒らしきもの。
その表書きには「立花慎之介様」の文字があった。
楓太「これ、俺の部屋から出てきたんです。
でも俺は書いてないから、多分..Aが書いたんだと思います」
立花「えっ」
楓太「中は見てないのでいつ書いたものかも分からないんですが..
早めに渡した方がいいと思って..」
立花「..ありがとう」
そう言って楓太から封筒を受け取った。
楓太「すいません、俺この後も仕事入ってるので今日はこれでっ。
じゃあな、A。また来るからな(^^)」
楓太は足早に病室を後にして、俺と福山君が残された。
福山「...俺、花生けてくるね」
立花「あ、あぁ」
福山君は俺に気を遣ったのか、花と花瓶を持って病室を出て行った。
中を見ようか迷ったが、意を決して封筒の中身を出した。
どうやら手紙のようだ。自分の心臓の鼓動が速まる。
立花「..お前が書いたんだろ？読んでやるよ、今。
そしたら、恥ずかしい！やめてくださーい！！って飛び起きるかもな(笑)」
俺は綺麗に折られた便箋をゆっくりと開いた。
《 立花さん
この間、立花さんからの告白のお返事をしたくてお手紙を書きました。
と言っても、恥ずかしくて直接伝えられなかった時の為の予備です(笑)
立花さんと出会って間もない頃は、私の事をなかなか受け入れてもらえず
ぎくしゃくしていた時期がありましたね。当たり前ですね...。
それでも立花さんはいつも私を側で支えて、助けてくれました。
それが私の心に安らぎと余裕をもたらして下さっていた事に気づきました。
立花さんに好きだと言っていただいて、私も自分の気持ちに気づく事が
出来ました。いつからか、立花さんが側にいるとドキドキしている自分が
いました。
私も...立花さんが好きです。1人の男性として。
最後に、こんな私を好きになって下さって、ありがとうございました。
A 》
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かるく(プロフ) - Shimaさん» こちらこそありがとうございました！Shima様々です本当に感謝でしかありません^ ^ (2017年2月26日 0時) (
レス) id: 648613ca5f (このIDを非表示/違反報告)
Shima(プロフ) - かるくさん» コメントありがとうございます(^ ^)どのようなタイミングでも、こうして感想やご指摘を送っていただけることはとても嬉しいですし、励みになっています！ありがとうございます！ (2017年2月24日 7時) (レス) id: da5ff44bdc (このIDを非表示/違反報告)
かるく(プロフ) - 読むのも感想も遅過ぎて申し訳ありません。 (2017年2月24日 3時) (レス) id: 648613ca5f (このIDを非表示/違反報告)
かるく(プロフ) - この作品で感動して泣いてしまいました。改めて人間の良さについて考えましたよ、このような素敵な作品を生み出して下さり感謝しております。これからも無理の無いように活動頑張って下さい。 (2017年2月24日 3時) (レス) id: 648613ca5f (このIDを非表示/違反報告)
Shima(プロフ) - みーさん» ご感想ありがとうございます！次作も宜しくお願いします(^ ^)！ (2016年7月6日 7時) (レス) id: da5ff44bdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shima | 作成日時：2016年5月2日 11時
