No.24 不良 ページ26
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円堂くんの言葉に、4人で
春奈の見張る目的地へ向かう
向う途中どんなところなのかを尋ねたら、
どうやら虎丸くんは商店街の中にあるお店へ
入って行ったらしい
円堂「あ、冬っぺ!」
話しながら歩いていると、前方に冬花の姿が
名前を呼ばれて振り返る冬花
冬花「みんなどこか行くの?」
円堂「虎丸のところだよ!」
冬花「虎丸くん…?」
円堂「うん!あいつ、いつも途中で帰っちゃうだろ?その訳が知りたくて…」
っと事情を説明している時だった
??「ふー!可愛いじゃん彼女たちぃ?」
改造自転車に乗った、黒いフードを被っている男たちに話しかけられた
円堂「なんだ…?」
??「そんな奴らにつるんでないでさぁ、俺達とかっ飛ばそうぜ?こいつでよ」
そう言って現れる複数の男
秋「円堂くん、試合前に問題なんか起こしたりしたら…」
円堂「わかってる」
スタスタと男たちの横を通る
__パシッ
「「!!」」
A「え、あ…………」
黒いフードの男に、右腕を掴まれた
カタカタと自分の体が震えているのが分かった
あたしはフードの男をジッと睨みつける
??「おいおい、なんだよその目
それにどーしたのぉ?その絆創膏」
嫌味っぽく言われ、手が伸びてくる
殴られる…っ!!
豪炎寺「やめろ」
A「!」
豪炎寺くんが、その男の手を掴んだ
すると男は豪炎寺くんの手を振り払う
??「んだお前、痛い目見たくなかったら引っ込んでな!」
「痛い目か、見せてもらいたいもんだな」
??「!?」
円堂「あれは…!」
不良集団の後ろから現れたのは
??「飛鷹さん…!」
そう、あの飛鷹くん
どうやら面識のあるご様子だけど…
A「!」
豪炎寺くんはあたしの右腕を掴み、掴まれていた手を振り払ってくれた
豪炎寺「大丈夫か?」
A「あ、はい…ありがとうございました」
豪炎寺くんは優しく微笑んだ
…なんでだろ
豪炎寺くんに掴まれたとき、震えが止まった
…幼なじみだから、なのかな
飛鷹「お前ら何している、チームの掟忘れたのか?」
「「……」」
その言葉にとりまきの男たちは言葉を詰まらせる
??「おいおいおい、あんたはもうリーダーじゃねぇんだぜ?飛鷹さんよぉ」
飛鷹「唐須…お前が新しいリーダーってわけか、鈴目はどうした」
唐須「鈴目?あぁ、アイツなら目障りなんで追い出したよ。ボコボコにしてねぇ」
飛鷹「クッ、てめぇ…!」
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作者名:るぅ | 作成日時:2017年9月22日 19時