太宰さんのお部屋。 ページ4
太宰さんの部屋に招かれ、玄関で靴を脱ぐ。
『お、お邪魔しまーす…』
ローテーブルの近くに座るよう指示され、正座する。
…どどどどうしよう。太宰さんの香りに包まれてる…。
物は少なすぎてどこを見て良いかわからず、お茶を入れてくれている太宰さんの後ろ姿を見つめる。いや、恥ずかしい!!机の木目を数えよう…。
私、推しの家にいる…お茶を用意してくれてる…え、良いの?良いの??
太「百面相しちゃってどうしたの?」
ふふふと笑いながら、コトっとグラスを置く。
そして私の斜め前に胡座をかく太宰さん。足長…。
『お茶、ありがとうございます…』
置かれたグラスを手に取り、一口飲んでまた置く。
太「さて、本題に入ろうか。
知ってるんだよ?私。今日、蛞蝓…中原中也にあっただろう?連絡先まで交換しちゃって。嬉しそうだったねぇ?」
『…本当、なんで知ってるんです?』
太「なんでだと思う?」
胡座の上に肘をつき、手の平の上に顎を乗せる太宰さん。
ううう顔が綺麗。
『……盗聴器?』
太「うふふふせいかぁい」
『え、本当に?』
冗談のつもりだったのに!
慌ててポケットや鞄を漁るが見つからない。
どこ…?
太「君の心拍数さえ分かる。…中也と話してる最中、時々心拍数が上がっていたこと、気づいているからね。」
心拍数まで…?
もう体に埋め込まれてるのではないかとも思い始めた。
太「んふふ。まだ分からないかあ。ま、ずーっと付けてるといいよ」
語尾にハートがつきそうなまでにご機嫌な太宰さん。
177人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(=^・^=) - ん〜。抱けたら、で良いか〜。 (2020年12月21日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
(=^・^=) - 太宰さんに抱かれるのかな? (2020年12月21日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 坂竹会長さん» 妄想にお付き合いいただきありがとうございます!塾お疲れ様です。何となくの時間での更新なので突然更新したりしなかったり…自由奔放更新ですが宜しければお楽しみください(*^^*)コメントありがとうございます、とても嬉しいです。 (2020年4月7日 11時) (レス) id: 6e196d0d59 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 太宰さんッッッ!!!(( 黙れ 最近ちょうど塾が終わって家に着いてひと休みするタイミングで更新されてみれるので私はとても幸せです!お体に気をつけて更新頑張ってください! 失礼しました(。-_-。) (2020年4月6日 20時) (レス) id: 49f17fb925 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 神夜神美さん» ありがとうございます。太宰さんのかっこよさは一周回って罪ですよね…! (2020年3月27日 18時) (レス) id: 6e196d0d59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めぐ | 作成日時:2020年3月26日 20時