201話 ページ10
.
「ねェ帰ろうよ・・・私本当にホラーダメなんだって」
沖田「それなら尚更やりやしょう」
「うう・・・」
知らぬ間に逃げていた土方さんのせいで、止める人がいなくなりゲームを買いに来ることになってしまった私。
とてつもなく帰りたい。
「この店で1番怖いやつ持ってきなせェ」と店員さんに笑顔で言っている沖田は悪魔だよ、悪魔。
沖田「これは俺からのプレゼントでさァ。奢ってやりやすから全クリしろよ」
「・・・プレゼントって言われたら断れないじゃん」
沖田「帰ったらすぐやりたい?喜んでもらえて光栄でィ」
「アンタ耳大丈夫?」
屯所につき、やっと開放されると思ったのに私の部屋に着いてくる沖田。
「準備完了」と言ってコントローラーを私に渡す。
「わかったわかった。やるから絶対隣にいてね」
沖田「・・・」
「ダメだ、土方さんも呼んでこよう?両隣に人いないと怖い」
沖田「別に呼ばなくても大丈夫でィ」
「私が大丈夫じゃないもん」
「いいから」と言って私の横に座ってテレビ画面を見る。テレビゲームはたまにしかやらないので新鮮だ。
まずテレビをつけたのが久しぶりだし。
「ギャアア!無理無理!怖い怖い怖い!」
沖田「もっと女らしい声で泣きなせェよ」
「そんなこと別に今関係ないじゃん!わっ、ちょ!何コイツ!!追いかけてくる!!」
沖田「はぁ・・・」
.
615人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年3月6日 14時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 全て読ませていただきました。とても面白いです!続きが待ち遠しいです。更新頑張ってください! (2016年3月6日 13時) (レス) id: e809dd5f49 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ゆずさん» 嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。この作品とても好きです。ハマります(笑)読みやすいです。更新頑張って下さい! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
RIYU(プロフ) - 堕天使さん» ほんとにそうですね(笑)頑張って下さい! (2016年2月5日 21時) (レス) id: 86117377cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2016年2月3日 18時