【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２０４１話 ページ41

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誕生日会で残った料理を取り分けて食べて騒いでいると、プレゼントのことを思い出す。それは妙ちゃんとツッキーも同じだったようで目が合った。
「渡そうか」「そうね」というやり取りの後、私達は一斉に九ちゃんにラッピングされたプレゼントを手渡す。



柳生「あ、ありがとう」



何故か皆同じ包み紙でさては、と嫌な予感。私のあげたプレゼントの中身を出すと「あ」と皆それぞれ口にした。中に入っていたのは左目に眼帯を付けた猿のぬいぐるみ。
「かぶったわ」と妙ちゃんが言うと自分でプレゼントを出す。出てきたのは左目に眼帯を付けたくまのぬいぐるみだった。



「皆同じとこで買ったみたいだね」

月詠「そうみたいじゃな･･････」

妙「これ、九ちゃんに似てたから、思わず買ってしまったのよ」

猿飛「奇遇ね。私もそう思ってこれを買ったわ」

「時間に追われてたからこれしかない！･･･と思って」



次々に出てくる眼帯を付けたぬいぐるみ。大きさは顔より大きいくらい。ただ偶然動物の種類は全て違った。沢山の眼帯動物勢揃い状態に九ちゃんは嬉しそうに笑う。



「似合ってるよ、九ちゃんに」

神楽「部屋に飾れば悪い霊は寄せ付けないアル！」

「この広い屋敷に悪い霊がいるかどうかわかんないけどね」

柳生「使用人の方が見たという声は何度か聞いたことがある」

新八「やめてください銀さんが震えてます！！」



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