【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２６

１２１１話 ページ17

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☆ 桃太郎side ☆



「「好きなのは旦那じゃなかった！？」」

桃太郎「そうっス！だってコイツが言ってたんスもん！」

ミンミン「一番隊だから昨日粛清行ったじゃない。その時Aちゃん、泣いてたのよ」

「じゃあ旦那とのデートは何だったんだよ」
「そうだよ、あれは遊びか？」

ミンミン「アンタら脳みそ腐ってんじゃないの？恋愛相談に決まってんでしょ、恋愛相談」



ミンミンが言うには「好きでした」と呟きながら男を斬って涙を流していたらしい。それに最近姉貴は元気が無い。
惚れていたのは攘夷志士で、その恋は儚く散った･･･。そういうことなのだろう。



「つーことはAさん、惚れた男が敵だったから斬ったって事か？」

桃太郎「かっこいいっス･･･マジ惚れ直しました」

「すげぇ人だなAさんって。俺にはそんなこと出来ねーわ」
「俺も無理だわ」



元気のない姉貴は今も部屋にこもっている。仕事をしている、と言っていたけれど、きっと今も泣いているのだろう。
俺達は相談して励ましに行くことを決意し、皆で部屋へ向かう。



桃太郎「姉貴ィイイ！これ、俺からの気持ちっス！読んでください！」

「Aちゃん、これ俺が使った枕カバー！涙で濡らして替えがないでしょ！」
「馬鹿かよお前！おじさんの枕カバーって臭いんだぞ！」
「臭くねーよふざけんなぁ！」

「･･･え、何やってんの？皆」

「「あれ？」」



部屋に居たのは恋愛ゲームを楽しんでいる姉貴の姿だった。



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